振り返ると井村俊哉氏と投資対象が被っている私
井村俊哉さんという日本株をメインとされている投資家がいます。
最近だとサイボウズの大量保有で話題だと思います。
実は私と井村さんは投資対象が似ているので、みなさんは井村さんがどこに投資したか注目しますが、私の場合は同じセクター持っているは!で仲間意識が勝手にありますw
最初に井村さんが話題になったのは三井松島HDで3倍以上になった石炭株です。
井村さんはエネルギー価格高騰から儲けようと石炭企業に投資をしたわけですが、私は米国株の石油銘柄に同時期に投資しており、井村さんより期間は長いですが10倍のリターンを上げていて、エネルギー系で同時期に大きなリターンを上げたのは仲間意識が芽生えました。
というのも、投資家は指標と自分のリターンを比較しますが、重要なのはどのセクター/どの銘柄が指標に勝つ/負ける結果となったのかを振り返るのが必須で、自分が投資対象としたセクターが正しいか、個別銘柄が正しかったかを確認する必要があり、投資対象としたセクターが合っていたというのが共通点に感じた箇所ですね。
その次は地銀株です、井村さんは投資家向け番組などで地銀をおすすめし、その後に大量保有報告書を出していましたね。
私は北國FHDをHD化する前から保有し、再上場したときに大量に買っていた銘柄で井村さんよりも長期の保有ですが2年程度で大きなリターンになりました。
(このブログはエネルギーや地銀分析より後に開設したのでブログに出しているのは次以降)
お次はユーザベースです。
井村さんがインタビューで投資方法を公開した際に、昨年買収されたユーザベースを私と同じ理由で保有していのに最もシンパシーを感じました。
ユーザベースは当時は株価がボロボロで高値から半分の半分の半分くらいの落ち方で無限下落していました。
私と井村さんはユーザベースが持つ成長事業に着目して投資し、買収されましたが短期で大きなリターンを狙えたわけですね。
このブログの過去記事にはユーザベースの将来性を信じていた私が、安値で買収されたことに怒っている記事がありますw
米カーライルが買収したユーザベースから買付関係書類がきた!日本企業を買収していくカーライルとは?さらに買収するか?
ユーザベースがカーライルによりTOB!日本のSaaSが安すぎる
そして、サイボウズで一体化
私はサイボウズには投資していませんが、サイボウズとワンセットなトヨクモを当ブログで割安だ!異常に割安!サイボウズとの乖離からも割安!ROICと成長率からPERで見ても割安!と割安連呼してましたw
狙い通りにトヨクモは一気に株価を上げており、サイボウズは昨年2倍になりましたが、トヨクモは1ヶ月で50%近いリターンを出しています。
安否確認とkintone連携で2軸の成長に期待できるトヨクモは脅威の割安成長株
私は井村俊哉さんを尊敬しています。投資で資産を築いたのは凄いと思いますし、分析にかける時間量が私の1000倍くらいありそうな熱意が凄いです。
井村さんは色々と企業を分析してヒアリングして、勝てる銘柄か探しているようです。
私は真逆で全体を一気に分析して割安なセクターを狙い撃ちしたり、トヨクモのようにバグっている企業を全体分析から見つけてきたりと、企業を見つけて分析ではなく、分析から見つけてくる感じで調査量や企業理解度は井村さんに圧倒的に劣ります。
そんな手法が全く違う私が井村さんと投資対象とした対象やセクターが被っているので、井村さんの狙いが読めたりしますw
割とSNSでは井村さんは天上人というか、凄まじい手腕の人のように思われていますが、しっかりと分析すれば結果として行き着く先に投資しているので、井村さんに憧れる人はどういった形であれ、ファンダメンタル分析をしていけば同じセクターか銘柄にたどり着くと思いますw
その上で、井村さんより先に投資しておいて、井村さんが支援したら、無知な後追いが一山形成してくれるのでそこを売り場として、次のファンダメンタル分析に動けばいい。
めっちゃ楽ですね!!!!!!!