米カーライルが買収したユーザベースから買付関係書類がきた!日本企業を買収していくカーライルとは?さらに買収するか?
なかなか衝撃的な買収をされたユーザベースから公開買付関係書類がきていました😇
ユーザベースとカーライルはWin-Winの友好的買収なので進みが早いね!という感じです、ニュースから1週間ちょいですよね。
いまはピボットが勢いあるのでNewspicksは難しいでしょうが、経済情報データベースは価値あるよなーと思ってます。
Newspicksは営業CFプラスの事業なので、そこからよりエンタープライズな事業での成長は普通にできるでしょうから、SaaS企業としての進化はこれからだろうと思うのでカーライルは美味しい買収をしましたね。
赤字SaaSなら2022年に!?ですけど(それでも安い)、黒字SaaS+高成長事業ありで21年の時価総額の半値以下で買えているので…ね。
MAXは1700億円で評価されていた企業が、500億円ちょいで買われたので場合によっては公開買付で損している人もいますね。
さて、この関係書類ですが、ビジネス挨拶から買付の口座などが書いてあり、そちらで1株1500円で買いますよ〜という書類です。
株価自体がそれを受けて1495円になっているのでこの方法で売る人は手間があるかな?と思いますね。
カーライルはユーザベース買収前日に東京特殊電線も買収しており投資を加速していますね。
実績はシンプレクス、ソラスト、おやつカンパニー、ウイングアーク1stなど業界は問わない感じですね。テクノロジーが多い時期や製造業が多い時期などあるのでその時々のバリュエーションは見ているようです。
カーライルはおやつカンパニーのように比較的小さい企業がメインでしたが、20年以降は1000億円規模まで手を広げているようで、ユーザベースの500億円超えなどが兆候を示しています。
また、カーライルは11月8日、9日と連日の買収を発表しましたが、3日の記事ではドル保有者には日本企業は安すぎると答えており、これを活かして1000億円未満企業を円安+割安で買っているのだろうと思います。
日本企業は後継者不足だけでなく、企業を評価して買収し拡大していく野心ある企業もないので、市場評価的にやせ細った中堅企業がごろごろあるのでファンドにとっては買いやすい市場だろうと思います。