3月16日に相場のピーク感を書いていたが結果を振り返ろう
当ブログは個別株を中心に投資しているので影響を与える要因を書いていますが、先月3月16日に相場がもう上がらないと書いていました、内容を振り返って予想がどうだったか見てみましょう。
も予想を当てなくていいように調子の良い企業を中心に投資していますが、相場は調子が良い企業も許さずに売ってきます。
上の記事で冒頭に書いたのは、
今の相場がバブルとは思えないし、かといって暴落するとも思っていません。
位置的に急落に弱いと思いますし、日経平均株価が4万円→3万6000円くらいの調整程度はあると思っています。
金利については以下のように触れています。
いずれにせよ、今年のどこかで利下げがされる期待は織り込まれているので争点は利下げの回数。中立金利の議論だと最終の利下げ幅縮小になるでしょうが判断はまだ遠いように見える。
そして、その後は大統領選のことを書いています。
日経平均株価については3万7000円まで下落しており、上に書いた範囲内で済んでいますが、下落がもう一段あれば予想より下落してしまうことになります。
4月5日はさらにブラックスワンに弱い状態と相場への指摘を書いています。
これは予想ではなく高値から2割くらいの下落なら過去に何度もあるので、現在の相場は急落に弱いよ!という指摘です
このときにゴールドも厳しいんじゃない?と書いていましたが、世界情勢リスクなので予想に反してゴールドは上がっています。
3月16日、4月5日と継続的に相場下落への警鐘のような記事を書いていますが、基本的には日経平均株価が高値をぶち抜く材料を探していたので下落もあるが、高値を目指すというのが私の基本的なストーリーです。
短期的には下落があるし、幅は大きいかもよ!という警鐘だけで、外れると思いますがもしトラなら大統領選後に再び上昇相場と見ています。
バイデンの場合はAI相場がないと弱い相場か、新たなビッグテーマがくるか?という感じ。
警鐘どおりだったのか?
私が明確に高値を取るのは厳しいと書いたのは3月16日でした。
日経平均株価が高値の4万800円をつけたのは3月22日で、上の記事を書いた日から最高値に数日で到達したので「外れてるじゃん!」という感じですが、私の高値想定は4万2000円なので、4万円から4万800円では高値取りとは思えない水準です。
少なくとも3月16日以降に投資していたら、材料豊富なスーパーな個別株以外は下落していることになります。
追加で書いた4月5日は既に相場が下落入りしていることがチャートから見てわかり、逃したり、投資をしなければ問題はない局面での警鐘となりました。
中東情勢や金利動向を当てたわけではないですが、高値を取る材料がない、ブラックスワンに弱い楽観的な状態だという指摘だったので情勢悪化で急激に売られるのは予想というよりは何かある前に対策しておこう!という抽象的な記事でした。
個人的に今後の動向がどうなるかは知らないですが、個別株をベースで見ていくと十分に割安になっている銘柄が多くあるので、情勢悪化→業績悪化に繋がる世界的なイベントになるなら問題ですが、イラン側を見ていると中東情勢は沈静化したい思惑が強そうで安心しています。
問題は米国の金融政策で全く読めないので予想は完全にやめて、金融政策に勝てる増益期待と割安さがある企業ならそんなに売られないだろう理論で個別株を増やしています。