4月のパフォーマンスは+12%で資産はYH
4月は序盤がトランプ関税のクレイジー相場となりましたが、そこが絶好の買い場でした。
多くの投資家が2番底を狙う中で私は(まだ影響は)ないっしょということで禁じ手の入金までした投資したのでパフォーマンスが大きく上がりました。
振り返ると3月末の日経平均株価35617円から4月末は36045円と指数自体も上がっているので大やらかし以外で月間パフォーマンスが悲惨なことになることはなかったでしょう。
私のパフォーマンスの源泉は日経平均株価の底値で買えたことで個別株で見れば20%以上の上昇が当たり前だったので短期で利益を得た銘柄が多数あるのと主力株は軒並み急落前を超えていったので全体の効果で上がっています。
本決算が弱いのでEPS上昇からの踏み上げは期待できないが
個別株にとびきりの材料がなければ全体の上昇から利益を狙うことになりますが、日経平均株価のEPSを支える大企業の業績の伸びは鈍化が著しく関税影響で見通しが弱い企業が多いです。
それでも増配や自社株買いを支えに上がっている銘柄はありますが、企業価値の上昇は本質的には利益の増加であり停滞しそうだなーと感じる決算シーズンになっています。
影響が少ない国内をメインとする企業で2桁利益があれば下値は上がっていくと思うので、関税の影響を見極めるまでは内需系銘柄を中心に保有する戦略でいきます。
大型株が期待できないので中小型株に資金がきている感がありますが、過去4年間負け続けてきた中小型株等のグロース指数は1000を超えても不思議ではないので、東証の改革が進むなら優先的に投資先を探したい市場です。
決算の過剰反応を狙う
ガイダンスの弱い本決算は保守すぎる銘柄はウォッチリストに入れ、関税の影響が予想より弱いなら買いの対象とするために見ておきたいです。
1Qや2Qなどの前期部分の決算を出してくる企業は関税影響を期中で受けるので数字が弱いと見かけが非常に悪く見られそうで過剰反応な売りはウォッチリスト入りです。
一応は底値からほとんどの銘柄が上がっているので並みの決算なら売られるでしょうから、ここも妥当以下なバリュエーションまで低下すれば普通に買えそうです。
トランプ関税で1回相場が崩壊したのでバリュエーション評価は行き過ぎと弱すぎが混在しており、その状態で迎える決算シーズンは肌触りの良い内容以外は微妙な動きになっているので投資機会が広くチャンスかなと思います。