決算前に売るのも買うのもギャンブル : HULTUTI

先月の先行して決算を出してきた企業から分かる通りに今年の前半決算は数字の悪い企業が多いです。

決算後に上がる銘柄もちらほらありますが、有名な銘柄は横ばいか下落が多くて中小型株クラスだと暴落と言える下落や下方修正が多い印象です。

もともと、今年は日経EPSが上がっていないので最近の上昇が株価に下駄を履かせた状態でもあったので業績が順調に上がっている銘柄の方が少数ではありました。

決算前に売るのも買うのもギャンブル

内部関係者からのリークなしに決算前に取引するのは基本的にギャンブル的で、最低PERで投資しても下方修正で覆るので安全な決算前投資はごく少数で、稀に前回決算でヒント的なものが出ていれば安心して買えたりはしますが今回は関税等の影響で読めないです。

仮に決算前に決算上昇を期待して買った場合は下落分はギャンブルの損失で、もっとも良いのは横ばいで安定して保有できることです。

逆に保有が怖くて売却した場合は決算後に上昇すれば、それは実質的には損失と同じであり自らが手放した利益になります。

買った場合はMAXで-50%は数日で到達し、仮に粉飾決算や倒産を決算前に引けば相当安く売らないといけないリスクです。

売った場合は買収や大幅上方修正、株主優待、増配などのダイレクトに株価を上げる作用のある発表が出てしまえば+100%は短期で動きます。

決算前の売買は短期で-50%から+100%の間で動く読めないギャンブルと言っていいです。

日本株はコンサバな企業が多いので3Qで上方修正が出てきがちで全体のEPSは10〜11月に上がりがちなので、2Qが多い8月の決算シーズンで急落したところは買いやすいため保有銘柄は継続保有して新規で入れそうな銘柄を見つけたいところです。