日本首位のビッグコンサルは業界最低水準の激安株に
2024年2月7日
2024年2月7日
SHIFTなどもそうですが、3Q決算発表後に急落して戻らない大型グロース株が増えています。
3Qはそもそも魔境で、このタイミングで業績の上方修正を待っている投資家が多すぎるのは日本株の永遠の課題です。
日本最大規模のコンサル企業のベイカレント・コンサルティングは3Q急落→エンドレス下落でPERが18倍まで下落しています。
ベイカレントの適正PERは25倍から30倍、金利が下がれば35倍から45倍でもいける銘柄で、例えば成長性が完全に消えたと確認できたならPER18倍でもいいですが、ベイカレント・コンサルティングの競争力は高いので来期減益以外で今のバリュエーションは手頃すぎる。
コンサル飽和で市場終わったよねと言われる今期も20%以上の増益はしっかりしていますし、来期を20%成長と仮定したらPERは15倍近くまで低下することになります。
同業であるDXコンサルなどのPERは30倍から40倍の間にあり、ベイカレントの18倍というのは既に成長性に疑問符がある銘柄くらいしかないです。
現在は本決算前の売られやすい3Q後の値動きで、売られている展開は他の大型グロースと同様ですが成長性低下が確認しきれていない状態での急落はファンダメンタルズ的には異常で、チャートが崩れているから以外で売りの理由はそこまでなく、3Q後に信用買いが増えて、そこが売り崩されているなら反発後はスルスル狙えるのかなと思います。
大型グロース系は決算後に明らかに売られ続けている銘柄が多いので、日経平均株価が強いからいけるみたいな安易な考えはせず、市場は間違っているが日経平均株価が1.5%安などの全体が下落のときにどんな反応を示すのか?
この結果が分かり、分析ができていればようやく買えると狙っています。
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