4169 ENECHANGEを銘柄スカウターで見てみよう
どうもこんばんは!フルツチです😗
本日はアジア市場、世界市場と好調です!アメリカは休場なのでファンドのショートカバーが米国株以外で起きているという要因もありそうですね!
このブログは個別株を取り扱うので分析から決算、テーマ性など扱っていこうという事で、グロース株や配当株などを扱ってきましたが、銘柄分析を強めていこう!と思っています。
前回は富裕層向け不動産情報を扱う不動産テックのランディックスを見ていきました!
2981 ランディックスを銘柄スカウターで見てみようここでは個別株を扱いますが、投資推奨しているわけではありません。投資は自己責任で無理ない範囲に楽しみましょう。
エネチェンジの銘柄基礎情報
時価総額:188億円
PER予:赤字
PBR:4倍
自己資本比率:69%
エネチェンジはエネルギーテック企業。
エネルギーの切り替えプラットフォームが主力ですが、2022年はウクライナ情勢により新電力の撤退がプラットフォーム事業の収益を低下させています。
そのため、新事業の育成に注力しており、EV充電サービスへ成長投資を行い、まずは3000箇所を目標にホテルなど滞在時間の長い場所にEV充電スポットを設置していく戦略です。
EV充電もプラットフォーム化させるためにアプリを公開しており、どこの充電場所が空いているかをアプリから確認できる強みがあります。
今期業績進捗
今期予想はウクライナ情勢を受けて業績予想を引き下げています。
40億円→34億円。1Qで進捗が32%と進んでいますが、それは元の予想からすると順調だったためです。
しかし、今期の予想を引き下げたのは最大限に事業環境悪化を織り込むもので、40億円を狙っていはいるようです。
懸念点として、岸田政権の電力政策は事実上終わっているため、エネチェンジはそちらから影響を受ける可能性があります。政府は夏や冬に関して大企業に罰金付きの電力抑制を課す予定など、官からまともな電力政策がないくせにエネチェンジ含めてエネルギー企業の先行きを著しく悪化させています。
四半期ごとの業績推移では増収と粗利増加は続いています。経常利益のマイナスは投資によるもので事業は黒字であり本質的に赤字とは言えない状態です。
売上原価の伸びの低さはプラットフォーム事業らしい低さです。
エネチェンジは55億円の現金があり、固定負債が9億円、その他流動負債が11億円という状態で無借金です。
実績PBRは2020年12月末上場から現在までで最大が113倍、平均35倍、現在4倍です。
エネチェンジに関しては最新決算資料に面白い情報が満載だったので下でどうぞ!
決算資料を読んでいて面白いと思ったENECHANGE 4169危機時だからこそ企業は成長していくため、エネチェンジの状況は足元がかなり悪い状況ですが、メインのプラットフォーム事業が悪化すると経常利益を改善させつつ新規投資に切り替えているため、上手いこと乗り切ってくれる期待ができる企業です!