エフ・コードの下落トレンドを再評価しよう
直近の決算まで株価が上昇トレンドで、好調な決算後に株価が下落トレンドから新興市場の急落で1日で10%安となったエフ・コード。
私は1200円で買っているので含み益はまだありますが、前回書いたときにPFの6位から11位まで低下しており追加で買おうかなと考えています。
下落の理由はなさそうだが個人投資家は日和っている
まず今年の相場において新興市場は前半では特に目立った上昇率となっており、エフ・コードも新興銘柄なのでその中の銘柄として注目を集めていました。
これが信用買いなど短期の投資家が流入してしまっており、トレンド転換した後に上昇が続かないと横ばいか下落になる弱い投資家が多く入った感があります。
エフ・コードの時価総額は9月3日の終値時点で263億円と機関投資家が買う規模には及ばいので、残念ながら個人投資家の影響を強く受けてしまうので直近で日和見な個人投資家の影響を受けるなら下落は説明できます。
とにかく高値を追うには海外株の高値更新と国内株の海外勢買いなどの理由が必要で、エフ・コード単体のファンダメンタルズは決算自体は好調で4Qで来期成長があれば現在の2120円は十分に安いと思います。
エフ・コードのファンダメンタルズ
エフ・コードは今期業績予想が94%増収の42%増益となっており、単年だけ増益幅が高い企業と比較し、成長継続中で40%増益を持っているのは国内屈指の銘柄で代替を私は見つけれていないです。
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42%増益の企業で20倍のPERは十分に安い評価で、20%増益の企業でもPER20倍超えは多いので30倍のPERになるか、来期の成長率が15%くらいに落ち着くのか?
少なくとも来期成長でPERは低下するのでまだ業績的な上昇余地は十分にあります。
私が投資した1200円の頃のPERは18倍半ばなので現在の20倍と比較すると十分に買える水準です。
エフ・コードの業績予想推移を見ると2年前は期中に上方修正、昨年は4Qで上振れ着地と上方修正のみとなっており、今期も上方修正があれば現在の水準は10%増益でも激安な水準と言え、そのまま4Qでも中立的な水準でここから下落が続くのはファンダメンタルズ的に考えづらいです。
資金調達も順調で、進捗率も高く、成長性も高い銘柄で昨年は増資で株価が崩れてPERが35倍→15倍まで落ちましたが直近の資料には増資でなく自社株買いを書いているくらいなのでそこの警戒はまだいいのかなと思います。
増資をしても先日利確した私の投資先の地主は最高値を更新できており、現在の成長性の限りは20倍のPERでも十分に安いと思います。
エフ・コードを買い増す戦略
本日10%安したエフ・コードは引けでとりあえずの買い増しをしておきました、明日の寄りでも買い増す設定をしておいたのでPF6位奪還からの再上昇で順位を上げようかなと狙っています。
PER基準としては18倍くらいが安全性が高い水準ですが、15倍まで下落すのは普通にあるので15倍なら株価は2120円から1600円まで下落する余地はあります。
今の水準で買い続けると1600円まで下落した際にマイナスもあり得るため、買いはPFを上げる限定的な量に留めて市場の再評価を待とうと思います。
少なくとも売上が昨年比で倍増する連続買収する急成長企業のPERが20倍は既にバグっている感がありますが、下がるなら来年の成長継続を前提とすれば十分安いので2Q時点の好調さを考慮すると比較的買いやすい水準まで下落してくれました。

