現在のポートフォリオから分かる今の相場
最近は数ヶ月ぶりに投資銘柄を増やしていて日経平均株価が下がれば中小型株が上がらないかな?と逆張り銘柄を増やしています。
私のポートフォリオを見るとここ数ヶ月で上がっているのは半導体ETFとAIインフラ、建設株等のバリュー株で大好きなラーメン株を売ってからはAIインフラ関連が上位にあったため上昇には乗っています。
逆に保有内で含み益を減らし続けたのは中小型株の特に割安グロース系です。
中小型株は個人投資家が1番買うところですが相場についていきたい人が半導体やAIインフラに入ってきたり、中小型株好きは逆張り好きなので半導体や日経平均株価を空売りして勝手に資産を減らしたりと中小型株投資家が資金を次から次へと投入する状況は日銀が利上げを見送ってからは一度もないように思います。
日経平均株価とプライム市場は迷惑かけずに調整できるか?
私は夏の決算相場で割安成長株の成長性を市場が評価しないことに気づいたので、そこからは保有しているテーマとモメンタム、決算で大きく動かないバリュー株を売らずに主力だった山岡家を利確したため、中小型株でリターンに影響する銘柄はエフ・コードだけになっていました。
山岡家もエフ・コードもスタンダードやグロース市場の中小型株ですが、どちらも夏場に株価のピークを迎えており、その後は完全にAI相場で日経平均株価とプライム市場が圧倒的優位になっていて、エフ・コードは一度買い増ししましたが無理だと放置してからは方針転換して中小型株を全体の比率では減らしたのが直近のリターンに繋がっています。
次の相場を読むのは不可能ですが、下がる可能性が高いのは日経平均株価とプライム市場の下落率が高いと思います。
日経平均株価が主導で下落したタイミングとして11月5日は今後に繋がりそうな動きをしていました。
日経平均株価が9時→11時半まで4%下落する中でグロース市場までも近い下落率で全体が急落しました。
午後から回復して結果的に日経平均株価は2.5%程度の下落で収まり、グロース市場はほぼ値を戻して個別株ならプラスになっている銘柄が多かったです。
これは日経平均株価が急落するときは相対安いグロース市場の方が初動は巻き込まれても戻す力は強いのかなと思いましたね。
少なくとも日経平均株価が急落する場合にほぼ全てが下落するので値ごろ感だけで買うなら日経平均株価やプライム市場よりもスタンダードやグロース市場の方が強い可能性があり、そこからモメンタムがついてくれば高値はだいぶ上なので利益を伸ばせる可能性はありそうです。
今はバリュー株も高いですが、個人的には日経平均株価が高いうちは中小型株よりはバリュー株を買っていきたいです。
昨日は日経平均株価急落に対して優良株が逆に上昇し、本日は日経平均株価が戻す上昇に対して優良株が多数売られたので日本株投資家は下落では優良株を買って、日経平均株価にモメンタムが戻ると優良株を売るのが見えました。
日経平均株価をショートすると踏み上げられるので、ある程度ニュートラルで下がる日に買われやすい優良株はヘッジとしていいのかなと思いました。
今の相場は値ごろ感で投資したら一瞬でやられるので、日経平均株価の本格調整がないと新たに本格的な買いはできず打診買いがひたすら焼かれていっています。
