Japan Eyewear Holdingsが役員のインサイダー懸念で急落
2025年2月17日
2025年2月17日
金曜日の下落で打診買いしていた眼鏡屋さんが役員のインサイダー取引の可能性があるコンプラ案件が発生し下落しています。
アメリカ人の気概なら集団訴訟で経営陣に責任追及と損失補填をしてもらうべきですが、個人的にはそこまで大きな経営上の問題ではまだないかなと思っています。
この下落の主な点は市場区分変更をしないという判断であり、あえスタな企業に留まるわけですね。
個人投資家は経営陣の売りも、インサイダー買いも両方嫌うので短期的には印象が悪いです。
ただ、株式の売出しの公表前に役員が買ったということになっていますが、プライム変更と同日なので理由は市場区分の方じゃない?という違和感がありますね。
株式の売出し価格は2月19日から25日の株価で決まるため、プライム変更がなければ普通に下落していた案件なように思えます。
業績好調でガバナンス問題は取り扱いづらい問題ですが、当該役員が誰かが重要で経営上のトップに近いほど今後の問題になる可能性があり、財務や資金関連の人だと問題が1回で終わるか疑問です。
インサイダー取引をするような経営陣がいると、他の経営上の問題も危惧されるので業績に関わる不正が出てこなければ一応は単発の問題で済むでしょう。
悲惨なケースだと調査でボロが出てくるパターンで、投資家からの印象を戻せるか?あるいは業績の好調さで黙らせるか。
ー記事をシェアするー