【5月の相場振り返り】損切りして新規投資した銘柄が大幅反発で報われる
昨日は損失が10%に達して反発が弱いテクノプロを損切りしまして、反発の可能性が高いグロース株=成長株に資金を移したことを報告しました。
金利の不透明感こそありますが、日銀が外圧以外で早期の利上げすることは想定できないので金利に反応して実力以下の割安水準まで売られた上方修正したばかりの成長株を狙い撃ちして投資しました。
テクノプロは最終は8%のマイナスで損切りですが、昨日投資した銘柄は昨日の内に2%反発して、本日は5%上昇したのでさらに追加したので成長株に短期的に資金が戻ってくれば利益が出ますし、現時点で含み益ベースで損失の回収は可能で全体が一気に含み益に浮上して、損失が発生していたのは木曜日だけでした。
現実的な銘柄入れ替え
5月の本決算で予想外にコンサバな企業が多すぎて夏の決算シーズンを待たないとコンサバか現実かが分からない企業が多数あります。
これからの投資においては2つの流れを想定していて、強気の業績予想だけど売られている銘柄へ投資して強気予想どおりに進捗して再評価の上昇=1Qの進捗が並みor好調での上昇トレンドへの復活。
あるいは、弱気予想だけど1Qの結果が高い進捗で上方修正期待が乗っかることでの上昇というパターンに分類しています。
一番良いのは今期が強気予想でも相場のトレンドで下落している、けどさらに上方修正が乗っかることで再評価+プラス分の評価が乗っかることで50%以上の上昇を短期で発生させ、さらに上昇トレンドに入ることで群衆が後から入ってくる、野村マイクロのような上昇パターンが取れれば1年内に2.5倍以上狙えます。
今年に上方修正があるとすればインフレと価格転嫁をした上でも需要が供給を上回る業界で、例えば受注金額が増加している建設業界は官民で好調ですが、人手不足で受注を減らしています。
受注を減らしても金額が増えているので、それを支援して人手不足解消を担う人材系は賃上げしても全然問題ないでしょうし、省人化や建設DXは2024年問題で加速するしかないので受注増に対して値上げで利益が上方修正が期待できる関連企業へ投資しています。
値上げでの上昇は直近の例だとサイボウズがあります、サイボウズは建設関連ではありませんが、サブコンが受注を選んで大きく株価上昇したように建設関連企業も仕事を選ぶことで大きく利益を増やすことができるので人材系なら人数増×単価増で高成長に期待しています。
建設の需要がある上での2024年問題なので足りないのは人手とDXの両方。
昨日の損切りと本日の相場回復で含み益ベースでは5月最高まで回復できました、配当を含めれば実質的には損切りの損失はそこまでないです。
まだ下落的な相場が続くかもしれませんが、5月は利益と損失だと利益が勝ち、配当含めれば安定的な利益を確保できた上に、最後の損切り→新規投資が成功したので含み益も最終的に月内最高と回復したので相場の割には無難な月でした。
酷い決算シーズンを終えて大幅な損失を出さなかったのは大きいと評価してます。