2024年シーズン、5月決算の振り返り
今回の決算シーズン前に書いていた記事↓
為替と金利が不透明なので、コンサバな本決算が多いだろうな〜と思っていた5月の決算シーズン
想定通りに本決算は良くない内容の企業が多く、あれだけ盛り上がった半導体株は本決算からの見通しは普通に悪いです。
メタメタに悪かった企業が申し訳程度の反発予想をしていますが、同じ業界でも引き続き減益と復活だ!で二分されていたり全体的に好調なのは個別次第でセクター好調はあんまり…でした。
私の持ち株で30%以上上昇したのは公開買付のジャパンフーズ、新優待のトラストHDくらいで、あとの企業は増配次第で10%程度の上昇が限度って感じでした。
決算での±20%は誤差だと思っていて、20%上昇しても内容が良ければさらに20%上がるし、10%下がってから急上昇したり、逆にもっと下がっていくこともあるので今後の見通しや再評価で買い増すか切るかの判断が重要です。
4月のプレ決算シーズンで反応が良くなかったので、本決算以外の銘柄は事前に減らした銘柄もあり、決算下落で買い増しから決算は悪くないので微回復という地味な動きの銘柄もあります。
全体的に見れば、名のある企業が相当数急落しています。
決算前に上昇が続いていた銘柄が多かったので決算狙いの短期筋が多かったのが急落の要因で、決算前の上昇に追随するのは危険なことを呼び覚ましましたw
とにかく短期の動きが集中するのが決算シーズンなので、例えば5%下落程度だった銘柄が下落しているからとさらに下落しますし、業績関係ないことで上昇したりと実力と評価が乖離しがちなので適切にスクリーニングすれば良い銘柄が隠れているはずです。
どの企業もマクロ環境の悪さと、日本の為替と金利の動向の見通しのつかなさで業績に確証を入れれておらず、例えば下方修正が過去5年ない企業ならコンサバなので安全な可能性が高い、上方修正が比較的多い企業なら上昇材料が半年後くらい先にあると読めます。