GW明けに大量決算ですが今回は持たずに通過する方が無難
主力株の1つが4月末に決算発表があり10%程度下落しています。
決算前に持ち分を半分に減らしたので問題はないですが買い戻すにも全体の決算結果を待とうかなと資金を待機させています。
決算を狙っての投資ではないので株価の動きとしては将来を見ていますが、平時で見れば良い寄りの決算内容でも今回の決算シーズンは売られているので悪い企業の悪い決算は許容されがちなものの、良い企業の良い決算は織り込まれているわけでもなく急落する確率が高いので無名企業以外は決算勝負するのはリスキーな悪い時期に見えます。
引き続き増配とTOBなどの違う期待をしている投資家が多いようで業績はあまり影響を与えているように見えません。
GW明けに数千社の決算が一気に出てきますが、今回の決算シーズンは持ち株を主力株同様に減らしておこうと思っていて、一部の利益を先に取ってリスクフリーで買い戻すのが無難かなと落ち着いています。
また、決算急落銘柄が相当数あるので、成長性を考えて乗り換えるべき銘柄があれば入れ替えもできそうだなと思っています。
今回出てくる本決算からの業績予想は渋い
投資家は1年後くらいの業績を見ているので現在から数四半期の見通しを最重要視します。
例えば2Qまで辛い見通しだが、3Qから復調するみたいなアナウンスが企業側かれ出れば半年後には事業が回復するから、来年は現在よりEPSが上昇すると期待で買える。
好決算なのに売られるのは見通しの弱さがあると思われ、好業績で修正なしや業績据え置きなら先行きは良くないと投資家が勘ぐる。
また、今回本決算を出す企業は想定為替レートやインフレ、賃上げなどコストと利益の変数が不安定となっているので予想が出しづらい。
ドル円は140円〜145円に据え置く控えめな企業が多く、利益が増えない予想の企業が多い。
半導体関連も減益見通しが結構あり、途中で見通しや市況が回復して上方修正がないと厳しい銘柄が多く、減益だが上方修正期待で売りが弱い銘柄があるので決算からだらだら売りが続くケースも多くあるだろうか。
昨年の同時期はグロース企業が良い決算を多く出せていましたが、今年はグロース企業でも弱気予想が増えている。今の投資家は投資先行の業績は許容しない。
投資家が欲しいのはイケイケな事業提携(資本提携)、TOB、増配、自社株買い。中期経営計画や資本政策見直しで株主還元。