2024年の投資戦略
2024年の日本株相場が1月4日から幕開けします!
今年は新NISAにより日本株へ一定程度の投資需要があるでしょうから、強かった銘柄は引き続き強く、NISAなので資金が累積で積み上がっていく銘柄もあるでしょう。
今年は適切なバリューであれば、トレンドフォロー的な強い銘柄への追随は少し意識したいです。
2024年の投資戦略
投資信託に関しては毎月の積立分をバイ・アンド・ホールドで放置します。
日本株の個別株に関しては以下を意識して適切に買って、適切な利益で売ろうと基本戦略を決めています。
①何に投資するのか?
②割安/割安転換する投資対象か?
③ポートフォリオのどれだけの量を買うか?
③↑多く買う場合、他を売ってまで買うか?
④間違った場合にすぐに売れるか?
⑤失敗した場合に分析できるように情報収集継続できるポートフォリオか?
⑥運に左右された場合に戦略を変えずに耐えれるか?
とにかく①と②は重要で、何に投資するか?既に割安であるか?さらに割安になる期待があるか?②が上手くハマると、割安がさらなる割安→割安からの再評価の二段階で株価評価されるので数ヶ月で50%以上のリターンも簡単で昨年の野村マイクロSの短期で倍はこのパターンでした。
③を2つ使いましたが、これは既にある投資先より魅力的な投資先に出会ったとして、他を適切に売却してリターンを底上げできる相対的評価ができるのか?魅力的な銘柄へ大きな投資ができるか?という分析と意識の問題です。
④と⑤は失敗した場合にすぐに動けるのか?でポーカーが好きな私からすれば、早期の撤退で損失を限定する判断の速さと、次の勝負へすぐ行くか?少し期間を空けるか?どちらにせよ失敗を分析して活かせるかの問題です。
例えば優れた投資先に適切、やや割安で投資できたとしても運がすこぶる悪くて相場の急落に巻き込まれたら失敗をどう分析するか?です。
一応、運が悪すぎた場合は自分の投資戦略を変えずに対応できるか?というマインドの問題もあって、下落相場で投資先を増やす私のようなタイプだと10%の下落までは食らっている方が1ヶ月後のパフォーマンスが圧倒的に高い場合が多いので戦略を変えないというのも重要です。
現在の日米株はバリューか?
最後に今年のマクロ環境と現在の再確認です。
米国株指数は最高値更新と最高値圏であり、さらなる上昇には大統領選挙後の不確実性の後退が必須だと思いますし、金利は下がらないといけないでしょう。
思ったよりインフレが長引くだとか、中立金利が上がったから利上げがそこまで効いていないとかなら景気後退は遅く、インフレは長引くので早期利下げ期待での上げは無駄だったことになります。
日本の場合も日経平均株価やTOPIXは円建てなら十分に高値圏で、唯一上げ幅が残されているのはグロース市場です。
ただ、2024年の動きとして日銀の金融政策正常化がテーマ化しているので凄惨な大地震で1月はないと思いますが、思惑で金融正常化が出るたびに円高方面で、日本金利上昇がグロース株に多少は影響を与えるので動きづらいです。
また、日本株は指数ベースだと円高だと米国利下げと金融緩和なくして上がりづらく、円安だと簡単に上がりやすいので2023年のような円安ブーストがないのが今年の相場を重くするのかなと思っています。
どちらにせよ、年始時点での日米の主要指数は株価指標が高すぎるので様子見をしていて、指数に連動性の高い銘柄であれば独自で上がる以外では、年末ラリーで上昇した個別株は年始は少し重いと思います。
ただ、選挙の終了や日本の金融正常化の後退があれば十分に直近高値更新はできると思っているので多くの投資関係者と同じで上目線ではありますが、上昇相場といえるスルスル指数が10%上がるような相場は年後半あたりかなーーー?と思っています。
高値で迎えた2024年の前半は昨年とは違って様子見で動こうと思っています。