日本株におけるAI関連の牽引株を特定しよう
最近の日本株に魅力を感じなくて今月最初には日本株1:米国株9でしたが、日本株を少しずつ回復させています。
私が日本株をそこまで激減させていたのは何故なのか?ですが、AI株はトップをつけたからです。
AI株の勉強を始めたがの昨年夏なので1年くらい経ちますね。当時は大きい企業を探していました、AIというテーマを攻めるときにまずは大きい株から上がるのが自然で、個人投資家は多くがイナゴの過ぎないので上がってからしかテーマと認識しないので牽引株さえ探せばいけると。
AI株で比較的人気な銘柄を集めました。
赤色でもっとも最初に上昇しているのがAppierで時価総額が2000億円までいった企業ですね。私が投資した当初は600か700億円程度の規模でした。
黄色がユーザーローカル
オレンジがヘッドウォータース
水色がPKSHA
まず一目で分かりますが、最初に大きく上昇したのはAppierであり先導株と思えるのはここですね。
2023年の1月に上昇を先に開始して牽引しているのがAppierで、ヘッドウォータースが最後です。
そして、これらの銘柄の全てがトップをつけたのが6月の中旬です。
賢明な個人投資家の皆さんなら簡単に理解できると思います。
6月の中旬にトップをつけた?あれ、そんな日本株の指数が一つだけあるなと。
いまと同じ期間のチャートに紫色の新人を追加しました。
マザーズ指数です。
直近だけに絞ると、ヘッドウォータースは高値が遅いが、底値が全体より早く、反発も全体より早いという傾向があります。
マザーズ指数は個人の勢い次第の運ゲー指数ですが、現在はAI株が方向感を決めるという傾向もあるようで、ヘッドウォータースは個人人気が高いのでマザーズ指数に連動して動いてます。
海外でAI株と言えばパランティアなど巨大企業がありますが、Nvidiaや主業があるながらAIもやっている企業が中心です。
つまり、日本の場合だとAI関連を買う大手筋は半導体株やソフトバンクなどを買っている傾向があり、個人投資家は正直なのでAI専業株を買っている傾向があります。
試しに先程のチャートにパランティアやNvidiaを入れても連動性が薄いので、日本の個人が好きなAI株に関しては、マザーズ指数に大きな影響を与えたり受けながら、直近3ヶ月だと個別のニュースや決算を除けば同じ方向に動いています。
また、個別で良いニュースがあれば違うAI株に波及するので少しのタイムラグで同じ動きに収斂しています。
AI株の最初の牽引株はAppier
直近ではヘッドウォータースが先に底値形成しており、他の3銘柄より1日早く底値だった。
ただ、木曜日の高値はどの銘柄も寄り天であり、明確な株はない。
つまり、どれかのAI株がファンダで先導する可能性があり、Appierが崩れたら他が厳しいし、ヘッドウォータースが崩れても厳しいだろうという点で、動きの方向性だけならどこに投資するとしても全体を見る必要がありますね。
その全体の正体がマザーズ指数であると。