業績上方修正が来るのが10000%確定していたエアトリのイージー投資
昨年の11月に投稿した記事にてエアトリの2023年業績が強くなると予想していたフルツチです!
エアトリは昨年と同様の通期での決算ミス!来期は相当良さそうな業績予想
記事内で重要としていたエアトリの発表を再び引用します。
FY23.9期の通期業績予想は、取扱高650億円〜750億円、売上高170億円、営業利益高10億円にて開示。
コロナ感染症の完全収束による国内旅行収益の伸長、世界各国の水際対策緩和による海外旅行収益の回復、投資事業による貢献等のアップサイド要因を織り込まない保守的な業績予想とする。
旅行回復しだした2022年の夏以降、さらに海外旅行者も回復しだした11月に来期予想でそれらを一切業績予想にいれない宣言をしていたので、製造業なら受注残激増でフル稼働に近いけど業績は今期と同じだわ!くらいの逆に信用ならない情報なので、エアトリの業績が上方修正されるのは確定演出が出っぱなしでしたw
私が保有している旅行関連がエアトリだけなので本当は円高になってほしかったんですが、円安のままでも十分に上昇をゲットできました。
エアトリは投資やオフショア開発があるので円高で国内からの旅行の活発さも得られるので、円安のメリットはないかな?という印象です。たぶんですが外国人は1ドル100円程度の円高でも日本は安いので影響はないと思います。
まずは第一弾の上方修正となりました、状況次第では2Q後に再び上方修正あるでしょう。
エアトリは1日、2023年9月期の純利益が前期比35.7%減の11億円になる見通しだと発表した。従来予想の7億円(前期比59.1%減)から上方修正した。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスの16億6200万円を33.8%下回った。営業利益は前期比28.7%減の16億円(従来予想は前期比55.4%減の10億円)、経常利益は同26.1%減の15億円(従来予想は同55.7%減の9億円)、売上高にあたる売上収益は同39.8%増の190億円(従来予想は同25.1%増の170億円)と、それぞれ予想を引き上げた。QUICKコンセンサスは営業利益が23億8200万円、経常利益は22億4400万円、売上高にあたる売上収益は206億円だった。
私の投資判断
国内の愚鈍な投資家ではすぐに2桁の上昇というスピード感はないと思います。
というか、決算資料を見ていれば業績が上99%、下1%くらいの確率のものが買われていなかったので国内に資料を読んでいる投資家はいないということになります。
10%程度の上昇なら拾っても問題ないくらいだと思いますが、他のインバウンドや旅行系も続くように強い業績になれば2倍は狙えると思いますが、単体ではいいとこ3500円が一旦の限界だろうと思いますね。
私がエアトリを保有していたのは上方修正というサプライズが100%くると確信していたからで、上方修正が出てから買う気はありません。
取り上げているのは、先に上方修正くる材料があったよという提供と、エアトリは上方修正を繰り返して通期決算で未達する癖があるので、上方修正後に買うと通期決算で業績の下振れの可能性があります。
つまり、エアトリは1年後の業績予想に対して凄まじい保守的な予想を出し、事業好調で上方修正すると通期決算発表で途中から上目線過ぎて到達しないというのを連続でやっています。
最初に紹介した昨年の記事でエアトリが星野リゾート的経営戦略やオープンドアと異なる戦略でビジネスモデルを構築しているのを紹介しており、記事内で私はこう評価していました。
エアトリは今年度に債務圧縮に成功しています。
それにより自己資本比率が41%となり、現預金と有価証券が増加、広告投下の資本は十分にあると判断でき、事業ポートフォリオ再編は財務的に問題なく進むと思います。
リスクは新たなコロナの出現で、最近のオミクロン変異で既に下げていた分、ここから下がる理由はほとんどないと思います。
勝ち確定のエアトリで上方修正を得ましたが、さらに上方修正がくるかを予想するのが投資家です。今回の上方修正は前提条件なので次の上方修正を見据えて投資しない人は失敗するでしょうね。