万能にして論理的なROICと売上成長率からの成長株投資
2023年2月17日
2023年2月17日
ROIC分析する際には、まず業界の平均として設定できそうな、前回の場合はMonotaROという高ROICの企業を設定し、それから以前の適正PERからどれくらい落ちているかを前提として、それ以上に過度にPERが下げていたトヨクモとユーザーローカルを投資対象として2023年1月にあげています。
高いROICがある企業は前提として競争優位にあるため、市場の過度な期待を受けやすいですが、それを適正PERから少し上にある状態とみなし、それより低いならば期待されるはずなのに期待させていないという意味で投資できると判断しています。
つまりROICと売上成長から適正PERが上か同じなら様子見、10以上低いなら打診買いという感じです。
ROIC×売上成長率の計算から大きくPERが乖離している銘柄は成長率停滞や利益率減少などの別の理由が織り込まれていないと割に合わないため、市場が合理化する場合は以下の2つが起きると仮定しています。
①売られすぎだっただけで、理由もなく再び上がる
②実は業績低下の兆候があって、来期か次の四半期で業績低下が起きる
これのどちらかが起きないなら論理的でないため、基本的に①を狙うのが2023年の投資法と考えています。
もちろん、通期決算を出して、そこから来期業績が悪化するならROICと成長率の前提が崩れるので1Qか2Qで乖離した企業が狙い目かなと思います。
ー記事をシェアするー