国策である人的資本の情報開示へ注力するペイロール
2022年12月11日
2022年12月11日
給与計算業務等のアウトソーシング会社でシェア55%を誇るペイロールは安定成長しているストック型の企業
決算説明資料 |
アトラエのESG投資で重要となる人的資本のエンゲージメントを測るプラットフォームを展開するアトラエでも書きましたが、ESG投資で大きな指標となる人的資本開示の主要サービスとなればそれだけで価値がある企業となります。
ペイロールの場合は給与アウトソーシング事業で得たデータを匿名化して分析することで、評価できるようにデータ活用を考えています。
業績は1桁台の成長を安定して続けている状態で中期経営計画でも2桁成長は目指していません
配当性向は現在の8%から30%への上昇を目指しており、配当のないグロース市場において配当銘柄となり得そうです。
給与アウトソーシング事業は市場規模的に高成長は期待できないので、ペイロールは色々な取り組みを進めており、上の人的資本の情報開示は時代と既存事業がマッチしてできた新プロダクトでまずは収益化!という状態です。
PER15倍とグロース市場にしてはかなりの割安ですが、ペイロールの過去1年の平均PERも15倍なので大きく買うにはさらなる下落かサプライズが必要だと感じますね。
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