急激な円高で円安メリット企業の下方修正に要注意
当ブログでは極力円高メリット株へ投資しよう!とニトリの株価を見たり、円安がデメリットでない国内グロースを探したり、サンアスタリスクやビューティガレージのように円安デメリットグロースを探したりと円高方面への警戒だけ進めてました。
いまの状況で織り込まれてきれていないと思いますが、円安で業績を下方修正や実は良いけど据え置いた企業は有力な投資先です。(特に後者は狙い)
まず商工会議所が発表しているデータだと上場している製造業の想定為替レートは1ドル=135円になっているようで、最近の1ドル=134円は下回っています。
株価が絶好調な新日本科学は1ドル=144円となっており、これは海外事業からの収益性低下の理由となります。
カルビーや森永乳業は1ドル140円、他方日清食品が1ドル112円とかなり低めの公表を11月に出しており食品関連でも差があります。
個人的には1ドル=130円が節目かなと思っていますが、今年発表される米インフレ指標2つが下向きならば割れるリスクもあるなと考えています。
ただし、FF金利5%で米10年債3.5%はありえないので今はインフレ鎮静か景気後退へ向けたトレードが着々と進んでおり、より急激な円高になるには原油価格の60ドル割れなど必要になると思っています。
いま投資家が警戒するべきはアメリカの突然のデフレ化です。原油価格と住宅価格は既にデフレを示していますが、消費が弱くなれば決定的です。今年の米年末商戦はまあまあと言っていますが、インフレ8%なので名目で5%とかの前年比プラスでは実質マイナス…
一度トレンドが転換すると簡単に向きを戻せないことは今年の円安を体験していた日本国民は全員理解しているはずです。米金利上昇の間は円安だと。
いまは明らかにトレンド転換しており、円高トレンドに入ってしまっている事に気づいている日本人があまりに少ないですが、ドル安トレードは米国株と米債、もう少し耐えれば信用ある暗号資産。
最後に1ドル=134円(先週終値)を大きく超える想定為替レートの日本企業
- SUMCO 145円
- ネクソン 147円
- 大王製紙 150円
- 東ソー 142円
- トクヤマ 145円
- コニカミノルタ 145円
- デクセリアルズ 145円
- 日本製鉄 150円
- ヤマシンフィルタ 145円
- 住友重機 145円
- ホシデン 144円
- スミダコーポ 144円
- シスメックス 145円
- OBARA-G 146円
- キヤノン148円
- オリンパス 146円
- 日ガス 150円
- JAL 145円
- ANA 145円
想定為替レートが高い企業でも、例えば国内が利益の発生点である場合は円高はプラスになります。電力会社や鉄道、交通系はそういった感じですね。輸入系で想定為替レートが高いなら業績に上方修正でしょう。
トヨタ系列や京セラ、信越化学工業は最近の決算時期でも1ドル=130円台にしており実需に基づいた想定為替レートにするなと関心しました。
逆に業績にインパクトがある企業は想定為替レートが既に現在を超えており、マイナスインパクトに働く可能性を感じます。
ただ、再び円安トレンドになる世界的事件があれば上にある企業たちはメリットに変化しますね。
