【株価急騰】見透かされた日銀
土日に書いていたように半導体はやっぱりファンダが良いので買われてしまった😗
寄りで買い戻ししたので少しプラスですが、最後の利益確定が遅く、買い戻しを金曜日にしておくべきでした。トリケミカル研究所の決算を待ちすぎたのは最近だと致命的なミスでした。
他方、2024年問題への投資は順調で、本日はみんかぶで物流と建設の2024年問題特集がされており、テクノプロや日本パレットが下げきらず、狙いだとYE DIGITAL、メイホー、ナレルなどが取り上げられており業績連動での株高期待ができる銘柄が多くある。
日銀のお漏らし連発で市場はほぼ織り込んでしまっており、逆に楽観が見え、何なら円安でキャリートレード再開か?円安の間は株高トレンドになるのは昨年からの流れなので円安が進むなら買いが適切に思う。円安メリットも円高メリットも同時に買われており、円高方向を見ている投資家は逆張り、円安メリットは規模が大きいので株高を押し上げると長短債券同時買いみたいなアービトラージ的な展開。
舐められた日銀と警戒されるFRB
日銀はマイナス金利解除連打をしており、政策会合を待たずしてマイナス金利解除はコンセンサスというより事実となった。サプライズがあるとすればマイナス金利解除見送りでしょうが、ここまでやってなかったら驚きなのでするのでしょう。
ETFやYCCも同時に撤廃の議論が織り込まれており、ETFはいいとしても、YCCまで止めれるのかは疑問。
YCC撤廃は短期的には長期金利の上昇要因で、日本が逆イールドになるのは想定できない。
マイナス金利解除は短期金利上昇ですが0.75%まで利上げするとも思えない、YCCを止めて短期が上がらずに長期が上がるならインフレが強いのに利上げしないという印象が強くなるので、YCC撤廃で国債をどうコントロールするのかがFRBよりも難しくなる可能性がある。
少なくとも今回の日銀政策会合は春闘の結果でほぼ確しており、賃上げでマイナス金利解除は完全確定して不確実性の最大要素はYCC撤廃となった。
そうなると米国金利の動向次第なので恐ろしいのはFRBとなった。
FOMCで政策金利据え置きはほぼ確定しているので日本と異なり金融引き締め継続、問題はドットチャートや中立金利の見通しで、日本が急激にマイナス金利解除やYCC撤廃に動いた金融引き締め寄りの動きと同じ方向にFRBが動くなら、そもそも金融引き締めしているFRBの方が強いので円安方向に進むのは仕方ない。
日銀の政策を市場が舐めきっているので、FOMCの方を向いたリスク警戒で円安となっていそうである。円安進行時は米株との連動性もないので米株軟調でも日本株は上がる。
争点は利下げ回数2回と見通す人が増えるか?、最大リスクは中立金利が上がってしまうか?
この2つは日銀がどう動いても円安方向に向かうインパクトがあるので、中立金利上昇は流石にないと思いますが、利下げ回数の見通しが減る程度は許容できます。
中立金利上昇以外は織り込んだ可能性があるので、最近の円安がそうなら株価の調整はいったん終了した可能性があり、米国株も大型テックは反発できそうです。
日銀とFRBが同時サプライズ決行なら風向きが変わりそうですが、永遠のブル派としては大統領選が最大テーマとなる前に日米ともに最高値トライをしてほしい。
それでも、日銀は4月に動くと思っている。