【旅行再開で成長再開?】コロナ前の急成長企業"エアトリ"

2022年11月3日  2022年11月13日 

いまの日本国内で最も収益に期待ができるテーマはインバウンドと観光だろうと思います。

今までが0に等しかったものが22年後半からは解禁に向かっているため、前年比ベースや将来の業績を予想する場合に本格再開によるファンダメンタルズの復活は重要です。


総合旅行プラットフォームを提供するエアトリは訪日旅行サービスも手掛けています。



銘柄スカウター

エアトリの業績を見てみると、コロナ以前は平均を出すのが無意味っぽいですがw、70%くらいの成長をしていた状態ですね。

黒字は確保しつつ、国策であるインバウンドに向けて投資をしていた時期の成長率は極めて高いです。


セグメントを旅行事業にだけ限って17年→19年の推移を見ると

38億円→101億円→215億円というペースで旅行事業は成長していました。

成長が急激だったのでコロナ禍では反動として落ちていますが、コスト改善で21年からは吸収しています。




キャッシュフローは21年は営業CF黒字化、本業の最悪期は脱したため手元現金を心配する必要はなさそうです。

コロナ禍は財務健全化を進めており、流動負債も固定負債も減少しており、18年と19年の成長で増えた負債を圧縮できているのは今後の投資をする際には非常にメリットとなるでしょう。




鉄道系もそうですが、経済活動で業績が左右される銘柄はコロナ禍移行は渋すぎる予想を出しています。

そのため、エアトリも同様なケースで、弱めに予想を出して上方修正を重ねているようです。

21年は上方修正しすぎたようで最後は利益が未達。コロナの動向で上方修正すると思われるのでズレるのでしょう。




決算説明資料

次の決算発表が近づいていますが、最新の決算説明資料では回復が見えています。

3Qが前年から大きく回復していますが、21年は特にイベントがなかったので4Qも引き続き強い数字が出ると思います。

その参考としてはニュースを見ていると"3年ぶりにイベント実施"これを最近は異様に見るので、再開していないイベントもあるでしょうが、3年ぶりにという報告の連呼はイベントに移動する人が少なからずいることからエアトリだけでなく観光銘柄を推す要因です。



エアトリの決算説明資料では旅行者数と感染者数を逆相関の波がある図で示しています。

感染者数の減少に加えて、旅行支援での回復を見込んでいますね。

図のように感染者数が地上まで落ちるとは思いませんが、来年が世界的不景気と誰もが分かりきっている状態では、多少コロナ感染者数が増えようと旅行を産業として推す政府の方針は変えようがないと思います。

世の中のだいたいは開いても締めても結局は波がくると気づいているため、様子見風見鶏は増えるでしょうが、流れとしてインバウンドは強力な材料

日本は為替を除いても、そもそも物価が安い国で、それに加えて独自の文化があるため、インバウンドの持続性は高いと思います。個人的には世界との経済格差が拡がるほどインバウンドは増えると思いますね。



Wi-Fi事業のせいか訪日事業が4月から○ですが、訪日の影響が強くでてくるのは9月以降かなと思いますね。ハロウィンにも多くの外国の方がいましたし。

また、海外旅行に関してはバツか三角ですが、これは消極的すぎないかな?と思いますね。


事業のトピックスを軽くまとめると

・JALと国内ホテルの掲載で提携

・トラベルコと上に加え海外ホテル情報も加えて提携

・広告単価が下がる中、効率良く需要旺盛な旅行の広告実施




最後はリスクにも大きな利益になり得る面として、エアトリはCVCを加速させており、ベンチャー投資をしています。

IPOをメインとした投資で効率よく稼げているようです。

主な投資対象が国内企業なのでソフトバンクGのような損失はないよう

上場子会社があるので、そのノウハウを投資した企業に与えることで支援していくようで、ベンチャー育成銘柄でもあるようです。

IPO前の国内ベンチャー企業に投資しているため、そもそもバリュエーションはソフトバンクGが投資するような海外企業ほど割高ではないので、仕組み的に損失は出づらいと思いますね。

22年23年と投資の流動性が小さいので、CVCは有望なスタートアップに割安で投資できるので、エアトリは明るい兆しのある事業が多いですね。




とはいえ、セグメント比で言えば売上の9割が旅行事業

利益でも7割が旅行事業からなので、本業の回復が見込める今後に期待の銘柄です。

ベンチャー育成は+αですね。

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