【証券取引の独占企業】日本取引所Gが年初来から2割安で投資妙味ありか?
日本には東証など各都市部に証券取引所があります。
それを統合してできたのが日本取引所グループで、私設取引を除けば独占状態です。
そんな日本取引所Gは日本株が取引されることが利益につながり、右肩上がり相場だと出来高も増えるので企業としての利益が増えます。
今年は東証一部などの名称からプライムという市場編成を実施し、海外からの投資が増えるように投資意味のある市場を構築しようとしており、昨今のコーポレートガバナンス強化の一環としての市場再編は一つの投資妙味でした。
2022年は株式市場にプラスではなかったですね・ω・
市場再編の時期には米国利上げ開始による相場の急変、戦争、インフレ、世界の景気不安と続々と問題が起きており、日本取引所Gの利益源でもある株式取引が減りました。
日本取引所Gに逆風なのは前提とし、過去と比較して日本取引所Gが株価指標的にどうなのか?を見ていきましょう。
株価指標で見る日本取引所G
以下のデータはマネックス証券を参考にしています。
PER予:24倍
PBR :3.59倍
利回り:2.53%
ROE :15.6%
過去5年間のPER予で見ると
最低が18、最高が38であり現在の24倍は低めな位置にあります。
参考までにコロナショック時に20倍であり、現在からPERを下げて下落するより、業績悪化でPER上昇と株価下落が起きるほうが自然でしょう。
PER予は今年の業績予想に基づくものですが、大きく下方修正したのは2019年9月だけで、基本的に業績予想は大きく修正されることがないです。
アベノミクスからの好調な日本経済と株式市場を背景に日本取引所Gは業績を上げていきました。過去5年のPERを見ていますが、世界的な低成長でマクロ政策が特に重要だったため、日本株はアベノミクスや金融緩和などを背景に投資されていますね。
日経平均株価との比較
年初来での株価では
日経平均株価がマイナス5.6%
日本取引所Gがマイナス19.2%
と大きく乖離しています。
予想配当利回りが2.5%ですが、日経平均株価も予想は2.5%で配当利回りは同じです。
実績では日本取引所Gが3%超えの高配当に近い銘柄ですが、日本取引所Gは株式取引などの環境による利益増減で減配のリスクがあります。
日本取引所Gの投資判断
日本取引所Gは過去を見れば大きな業績修正はしない傾向にあり、堅実な予想が出ています。
それゆえに業績修正は大きな株価下落を引き起こします、上で書いた2019年の下方修正時には7%超の下落をしています。
下方修正による急変リスクはありますが、PER予で見れば過去5年で見れば低い部類にいます。
日本株取引の独占企業なので競争による利益急減はないことから、市場悪化を受けても回復時も単独で恩恵を受けれることから、2022年の日本株取引Gの下落は投資タイミングとしてはいいと思いました。
事実、日経平均株価の4倍も株価下落しているため、政府による投資推奨や大学ファンドの創設などの日本株の取引増加に寄与しそうなイベントはあり、国策銘柄ともとれます。
最大のリスクは○○ショックやリセッションなどの株価急変やPERバグイベントですが、コロナショック時の下落幅が2割程度で計算可能な幅ですし、22年は2割下落を経験したので、さらに2割減はないと判断します。

