ボラが高いが、ファンダは堅調なフェローテックの致命的なスキ

2022年9月4日  2022年9月11日 

半導体銘柄は基本的にずっと注目されていますが、フェローテックは最近でも堅調な業績から買っている個人投資家が多い銘柄です。

半導体と言っても、スマホやPC向けの先端半導体は供給過多となりつつある中で、パワー半導体や自動車向けは不足しているという半導体とは言ってもラグがある状態です。



今回取り上げるフェローテックはパワー半導体基板や装置部品洗浄などの製品ラインナップ。真空シールでは世界トップ

生産拠点は中国が多いですが、ロックダウンでも中国政府の半導体保護政策により通行証を獲得し部材を確保し、サプライチェーンは特例で維持。

業績では半導体マテリアルが主力で、これは消耗品需要によるもので急減は想定しづらい。

・半導体産業が右肩下がりになるまでは堅調な推移に期待

・海外売上8割で円安が追い風



その他トピック

・中国の国策としての半導体強化が業績に追い風、日米の半導体製造装置へも増産で対応予定で日本という立地をフル活用。

・事業はストックも多く業績の急悪化はない

・ストック型の部品洗浄は中国国内特化

・再生ウエハーも事業PFにあり、中国の国策により需要が増加

・パワー半導体基板は中国での上場、自動車需要が旺盛で高成長

・中国が覇権を狙うEV投資がフェローテックへの業績にダイレクトに影響



中期経営に書かれている内容から気になった要素

中期経営計画は大幅上方修正、設備投資は継続的に行い、中国の国策に対応中。

中国の国策としての半導体戦略はフェローテックの成長にイコール

M&Aで事業領域の拡大を狙っており、CFや資金調達を活かした1800億円をM&A含めた設備投資。

世界トップの真空シールは半導体設備投資時に需要があるものだが、消耗品や、洗浄と再生ウエハーなどのストック型のビジネスを展開しており半導体市場が広域なために、先端半導体が供給過多だからという一因では業績が落ちることはない。

8割のシェアを誇る磁性流体は自動車スピーカーなどに使われるが、ヘッドホンの高音質化などにも使われる。

パワー半導体は現在需要が高まっているものだが、車以外では太陽電池やサーバーなども用途で全体的に堅調。




ファンダが堅調というのは中国の国策依存によるものですね。

事業が中国主力や専業であるものがあり、これから拡大する中国半導体市場にストック型のサービスを展開するのが強みとなるでしょう。

米中対立では中国が半導体関連を国内に求めるため、中国に子会社を持つフェローテックは4社のIPOに代表されるように強気でいけます。

リスクは中国政府による何かですね、日本政府がフェローテックの事業に影響を与える命令はしないでしょう。

今年に株価が低迷しているのは業績どうこうではなく、良品計画同様なチャイナリスクでしょう。業績で見ることは難しく、日本と中国が友好的なら暴騰銘柄ですね😇

ー記事をシェアするー
B!
タグ