円高メリット企業の株価は崩れたのか?②

2022年9月3日  2022年9月3日 

歴史的な円安水準です!

現在の円安はアジア通貨危機辺りのドル一強時代と同じ状態となっており、韓国が少し怪しいですがアジア通貨危機の再来とはなっていません。

しかし、新興国という枠組みで考えるとドル建て債務の多い国は非常に苦しんでおり、ドルと取引する国は日本以上にインフレを感じて経済にダメージを与えています。

日本では円高メリットという、円高になると利益が増えたり価格の優位が出たりする業界があり、簡単なところではスーパーマーケットなど輸入製品を取り扱う企業やそれを加工して国内で消費する企業はいまの円安がデメリットです。

そんな銘柄たちを見ていきましょう!!!


前回は製紙、ホームセンター、水産、食料商社、自転車小売、試料、製粉などの大手企業の年初来リターンを見ていきました。

割と耐えている印象を感じましたが、多くの企業が1Qを出したばかりで、下方修正しそうだなという企業がいくつかあったので、リターンと同時に業績予想にいきそうかも軽く触れていきます・ω・



DM三井製糖

製糖大手。不動産やライフエナジー事業も

砂糖需要はコロナで急減しており、国内では人口減でこれからも減少するため、機能性食品分野へM&Aや研究開発で投資加速。工場の効率化とDXに投資し製糖事業も強靭化。

配当性向は50%が下限、現在の1株あたり60円を下限としている。ただ、配当性向が100%を超える場合は60円以下となるよう。

業績予想は増収減益でインフレに直面した企業によく見るパターン。

年初来では-5%




東電HD

言わずと知れた電力大手

年初来では+76%と原発再稼働の憶測で上がっています。

業績予想は出ていませんが、子会社の東京電力エナジーパートナーが債務超過で増資

直近決算では増収減益のインフレパターンです。価格転嫁が進んでいない状態ですね。




エイチ・アイ・エス

航空券販売の大手

旅行関連は円高により国外に日本人が旅行することがメリットなようですが、円安により海外から観光客が来ることもメリットになるはずですよね。

年初来では+5%で、ハウステンボス売却や1億円に減資して中小企業扱いになるなど話題の多い企業。




前回に続いて円高メリット銘柄を見てみました。

業績予想からの乖離が起きそうか見よう!と書きましたが、東電もHISも出ていないので不明でした。東電は増収減益、HISはハウステンボスの利益もありますし増収増益だろうと思いますね。

円高メリットにスーパーマーケットが入っていませんでしたが、ホームセンターや家具小売は増収減益パターンか減収減益パターンなので同様だろうと思います。インフレの価格転嫁で少なからず増収が起きているので、勝ち組である"しまむら"のように値上げ、コスト圧縮やDX加速など全体的に進めないと成長は難しいでしょうね。

ざっくりと円高メリットと判断する方法として、売上比率の国内売上が多ければ円高メリットでしょう。

そういった意味で言えば、飲食も円高メリットでしょう。あとは越境ECも海外→国内なら円高メリットですね。

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