日経平均株価が37000円から38000円じゃないと買いづらい
インフレや世界株の上昇で日経平均株価の底値と上値が上がっている実感がありますが、私は38000円くらいまで下がらないと指数に近い銘柄は買いたくない水準まできています。
最近は新規買いや買い増しも個別株で行っていますが、地主など不動産関連銘柄を3銘柄利確しています。
利上げの不透明感とインフレ継続で不動産は引き続き強いとは思いますが不動産銘柄は下がるときは速いので買い戻してもいいかなとは思ってます。
年初来の日経平均株価の動きを見るとトランプ関税ショックまでは上値4万円で37000円から40000円のレンジで行き来していました。
トランプショック後は世界株と同様に押し目ほぼなく上昇を続け、米株の最高値更新で4万円を突破し、最近も米株と同様の動きをしています。
日経平均株価の年初来リターンが10.5%で、S&P500が10.7%と同期間で同じリターンになっています。
日米ともにインフレが継続しているのは同様で、利上げと利下げで環境が違いますが日本は利上げしても金融緩和的なので、金融緩和をしたそうなアメリカと継続する日本という構図に思えます。
指数が年初来で10%のリターンにある水準をどう考えるかが重要で、指数ベースなら割と十分な水準で上値を追う状況ではないのかなと思えます。
指数が高いときは大型株に偏っているときでもあるので他の銘柄の上昇がぱっとしなくなってきますが、一部の乱高下を除けば最近は大人しくなっているためリスクを新たに取ってくれる人が減っている印象です。
日経平均株価がかなり上がってきたので感覚が狂いますが、44000円から38000円に落ちても10%ちょっとの下落なので下げだすときは1000円単位で落ちていくスピード感にどこで手を出すかは予め決めておきたい相場です。
3Qで業績改善して来期も期待できる状況なら日経平均株価の上値はさらに上がっていきますが、1回急落をくらって調整しておいた方が相場としては自然で個人的には今は買いより利確の水準まできてます。
