丸千代山岡家、JEH、ナレルG、双日、CACHD、プラスアルファ、サイバーセキュリティクラウドに追加投資
世界との貿易摩擦を生み出しているトランプ相場が続いています。
日本は24%の関税で世界で見れば高い方の水準を受けており日本株が急落しています。
プライム市場の益回りは予想で6.9%まで上昇しており、昨年8月クラッシュの7.5-8%のバーゲン状態に近づいています。
通常は益回りと国債金利を比較しますが、日本だとバブル崩壊以降は圧倒的に株式益回りが高い状態が継続しているので国際比較すれば日本株は相対的にリスクを取った際のリターンが得られる投資対象になっています。
今回のトランプ世界貿易戦争によって日銀の利上げは少し遠のくので銀行株を犠牲に金利抑制やFRB利下げが近づく数字悪化が続けば米株でもEPSも減りますが益回りが改善して上昇相場の準備が進むかもしれません。
日本株において7.5-8%%の株式益回りを底ラインと定義づけるなら日経平均株価が30000円〜31000円くらい、業績上昇前提なら31500円〜32500円くらいが低リスクで買える水準と言えます。
金利が上がっている、これからも上がることを前提にすると株式益回りの反対にある国債利回りは上昇するので、これを前提としても日経平均株価30000円がバーゲンの判断で良いと思います。
ただ、関税で国内大企業のEPSが10%低下、日本国債金利が1%超えの業績悪化+利上げのケースでは日経平均株価が26000円あたりまで勢いよく下落する可能性があります。
バリュエーション的にはEPS悪化と利上げのケースで起こり得ますが、日本だとバブル崩壊以降にこの現象はほぼないので下落スピードが想定できない最悪のケースです。
買い増し
丸千代山岡家は先日の記事に書いたように買っている状況なのでタイミング的にここでいいかなと自動に近い買いです。
JEHは決算後の新たな数字と株価が一致しておらず、今期の税負担の重さがなければ下値をもっと切り上げれただろうという点と、どうしても比較対象がないのでブランド価値等で株価は上がっていくと思って山岡家に次ぐ買い増し中です。
ナレルG、双日、CACHDはある程度の成長性やバリュエーション的な評価で買える高配当株で、下落=利回り上昇なので買っていますが、双日は関税の不確実性があるのは事実。
CACはITですが米国事業が関係するのか?米国に事業所があれば問題ないと見ていますが…
ナレルは国内メインなので関税から景気悪化で国内投資減や環境変化がなければ影響は弱いと見ています。
プラスアルファ、サイバーセキュリティクラウドは直近新規投資した銘柄ですが、あえて売る理由がないので買ったバリュエーションを下回れば買い対象です。
プラスアルファコンサルティングは大手企業に続々とサービス導入されており、周辺サービスでの利益期待や知名度上昇は今後に期待できます。
サイバーセキュリティクラウドは法改正等で国策に近い状態になっているので国産サイバーセキュリティはもう一度相場がくると踏んでいます。
まだまだ買い余地があるので横ばいなら新規投資先を探して、まだ下がるなら買い増しをしようかなと思います。