最近の下落相場における私の立ち回り記録
トランプ関税による初動相場は火曜日前場終了時点だと落ち着いた感があります。
まだ急落からの急騰で予断を許さない状況ですが関税戦争が過激化しているのは、いつも通りに米中がメインとなっています。
中国は経済刺激策を早めるようなので輸出によるGDPより内需で成長するようなら、アメリカが中国に指摘するような輸出依存を減らしていっていつかは…
今回は私が今回の急落相場で行った取引のほぼ全記録を書いていきます。
初動から急落直前 3月27日〜4月2日
相場が大きく動き出したのは3月27日からです。
この頃はレンジが下に切り下げられて新たな相場に入った感あるなーくらいの状況で、読売333を少し買ってみたり、ナレルG、双日、CACHD、プラスアルファ、サイバーセキュリティクラウド等の打診買い銘柄を手持ち資金の一部でポートフォリオに影響のない買いをすると同時に投資信託を売ってました。
JEHや丸千代山岡家も買い増ししていますが全体としてポートフォリオ調整の中でした。
このときは日経平均株価のレンジが38000円〜36000円になったかな?くらいの認識で打診買い入れたときも日経平均株価35700円のギリ耐えるかな?と疑心暗鬼の中にいましたね。
下落加速時 4月3日〜4月7日
4月2日から日経平均株価がMAXで15%くらい下げたのが今回の関税相場の初動クライマックスだったでしょう。
当ブログでは4月3日から日経平均株価やS&P500の短期下値を模索しており、日経平均株価だと31000円が何でも買える水準、アメリカが下落の震源地なのでS&P500は現在の業績なら5000が適正水準で割れるなら業績悪化=パニックかなと想定していました。
4月3日にだいたいの株価下値は書いていましたが、予想なのでここくらいなら買えるなという私の心理的な水準ですね。
予想通りと一旦はなっていますが、S&P500は5000割れで買いが入ってきてギリ耐えました。
個人的にはヒヤヒヤする水準で終わっていますが、4800を下回りだすと株式益回り的に米株はニュートラルな位置にいけそうですが米金利の影響もあるので日本よりアメリカは金利が重要です。
4月4日に不動産銘柄やディフェンシブ銘柄やREITを利確&半導体商社を損切り&投資信託利確
金曜日か月曜日がセリクラか?という記事を4月3日(木)に書いており、金曜日の雰囲気が思ったより耐えている銘柄が多かったのでセリクラは先かも?と機会損失が薄めな耐えている不動産銘柄やREITを売ると同時にまだ下げ余地のある半導体商社を損切りして入金しなくてもいいように金曜日の相場で現金確保しました。
4月7日の相場では1銘柄だけ寄り付きで買い、その後は米株や追証の影響が出そうな午後まで待機しました。
そして売却した不動産と圧倒的にアンワインドした売られすぎな金融系を投資し、配当利回りで不動産が4%、金融が5〜7%と乖離していた。
持ち株で直近の下落が大きい銘柄を午後の引けで大量に買い増ししました。
このとき、S&P500の先物を見ながら判断していて、私の底と判断していた4800-5000の水準で下落幅が収まっていたので後はお祈りして買いました。
まとめますと
- 4月2日までは様子見で株買いと投資信託売りでバランス
- 4月4日に相対的に高パフォーマンス銘柄を利確と損失が20%超えそうな銘柄を損切り
- 4月7日のセリクラで悲惨な金融や持ち株を買い
ちなみに今回の相場で入金は一度だけしており、引けで買うためと次の日に余力を残すために資産から3銘柄分は入金しています。
最近の買いや入替えの成果で日経平均株価32000円くらいなら損失はほぼ発生しないポートフォリオに更新できたので再度の下げのときは再びアンワインドした銘柄を入替えて調整しようと思います。
こういった相場では悲惨な銘柄が急反発するのでREITや円高メリットなどを売って、下げまくって知っている銘柄を買うと回復時は相対的に強いのでいいです。
ただ、円高メリットや相対的に耐えている銘柄を早く売りすぎると下落を受けやすくなるのでポートフォリオのバランスが大事ですね。
おおよその履歴はブログで書いていますが、動きをまとめると上のような感じでセリクラから逃げながら、セリクラで買い向かいながら、最後まで余力を残しながらポートフォリオのバランスをリスク選好にしてパフォーマンス狙いにするなど木金月で動き回りました。