今回の決算シーズンの結果
金曜日も多くの決算が発表されますが、私の持ち株は木曜日で決算結果が出揃いました。
決算シーズンの結果
この時期は3月決算企業なら中間発表なので業績修正や株主還元が出やすい時期で、全体で見ればEPSが上がりやすいタイミングです。
今回の決算シーズンはコロナによる業績下方修正ラッシュ以来の低調な業績発表だと感じていて、最初の方は一部産業に下方修正が連発しているなから、日が経つごとに全産業で業績弱いじゃん!に感じ方が変わっていきました。
私の持ち株の中だと上方修正が3社、下方修正が1社、中間で修正なしが6社、本決算から減益が1社とまちまちでした。
上方修正銘柄群は増配もあったので株価的には横ばいか、他の決算が出るにつれて再評価が連日上がりだしています。
下方修正銘柄は買収されたので持ち株から消えましたw
中間で修正なしは大幅反発、ちょい下落、横ばいと決算前の動きから修正されているだけで大幅変動はないです。
本決算からの減益企業はDOE配当なので増配になっており、大幅減益でもないので下がっておらず、木曜日は逆行高しました。
当ブログにて、今年の日本株は上値が重い重いと書いてきており、
円安効果がもうない、値上げ効果も昨年使っており、賃上げなどの利益負担が大きくてEPSの伸びが弱いと指摘していました。
私はその前提で円安メリット企業を増やせずにいて、円安反応が比較的少ない企業を増やしていたので円安と円高なら一応は円安の方が上がるけど、円安だから業績が上がっているわけでもない銘柄を増やしていました。
どちかといえば、賃上げによる利益負担が企業にとって負担になっているように感じて、103万円の壁どうこうよりも人材流動化がもっと進まないと企業側の人手不足+各政党の賃上げ目標という社会主義政策で企業の負担が増えているのを投資していて感じました。
直近IPO企業がヤバすぎる
コロナ以降はIT系など上場してくるイケイケ企業にとっては追い風でした。
そこから急に賃上げや企業のコスト意識の増加などにより、明らかに事業環境が変化しておりイケイケの成長計画で上場してきた企業が相次いで下方修正ラッシュしています。
もともと上場ゴールと言われていましたが、1期も目標どおりに進まずに下方修正していく企業は上場詐欺だと思うのでIPO銘柄は本当に触れづらいです。
業績が上がっている企業も実力以上に評価されている企業ばかりで、下方修正する多くの優良企業か、過大評価の企業か、下方修正から成長停滞しそうなIPO企業と市場のミスマッチ感が凄い相場です。