波乱となりそうな週明け相場の対応
8月の初めの方にも週明けの新ブラックマンデーがやってきて、9月も同じように週明けが大荒れになりそうです。
多くの投資家が8月のブラックマンデーに慣れたと思うので、大型株がS安ラッシュするようなボーナス相場にはならないかな?と想定しています。
今回の下落はアメリカ株の主に半導体などのテック株の下落がメインとなるので、半導体株が多い日経平均株価の下落はどうしようもないでしょう。
アメリカの中小型株も崩れているのでグロース市場も一波乱ありそうで、1番軽症なのはスタンダードなどのバリュー株だろうと思われます。
私の資産はブラックマンデーで円高OK、バリュー株寄りにしているので日経平均ほどは資産が減らないと思っていますが、それでも月曜日は円高メリットがプラスになったとしてもポートフォリオ自体は1.5%以上のマイナスになることは覚悟しています。
月曜日に避けたいこと
日経平均株価がレンジから下がりだしているので、回復を見て高値追いしていた人たちはダメージが避けられないでしょうが、投げ売りはできるなら避けた方がいいでしょう。
後は寄り付きでの買いは高いリスクがありますが、米株先物やビットコインなどリスク資産が反発すれば午後から相場が一気に回復して下落幅を弱める可能性があります。
リスクリワードで言えば円高と半導体株安で輸出や半導体株が触りづらいですが、巻き込まれている銘柄は比較的買いやすいでしょう。
新ブラックマンデーは午後にかけて下落し続けてサーキットブレーカーが発動したので、それを覚えている人は買い増しに動けないと思います。
下落の原因も海外投資家ですが、下落を止める主体は完全に海外投資家だと思っていて、海外投資家が買う米株等が反発するなら自動的に日本株にも反発の期待ができます。
一部を寄りで買い、さらに後場の寄りで買い、最後に引けで買うか。
私は新ブラックマンデーのときに後場の寄りで買って、下落していくのを見て、引けで後場寄りの10倍の買いをしました。
今回に関しては米株主導の下落なので、新ブラックマンデーほどではないと思いますが、日本株の心臓は半導体などハイテク株なので買い増ししたい銘柄は寄りで買ってみようかなと思っています。
寄りで買ってミスるパターンとしては売り圧が強くて相場が垂れていくときで、垂れ続けると売りがさらに増えるので買い手はどんどん安い値で買っていくため短期的に株価が急激に下ることでしょう。
引けで買うのは1番簡単で、その日の全体的な下落があまりにも大きいなと思えば、ラスト30分で買いに向かうだけです。翌日からの反発に期待しての買いで大底ではないですがお手頃な値を狙うなら引けに近い時間でしょう。
私としては8時から投資先や新投資を考えている銘柄の板を確認して、大幅安で始まりそうなら買い増ししたい銘柄は注文して、投資候補は後場で買うか考えるスタンスで対応しようと思います。
土日で半導体株を眺めてまして、反発があれば今もっとも楽に稼げるのは半導体関連だなと思ったのですが、海外勢の強い買いやNvidiaやTSMCの上昇がないと難しそうなのでハイテク復活に賭けるなら、グロース市場より半導体株はリスクが下がっていて、リワードがかなり高まっていると思います。
現状のポートフォリオだと円安+半導体株高になれば完全に置いていかれるので、半導体株をここで買うかの判断をしていきたい。