祝!相場急落で発生した含み損銘柄が消滅!と今回の相場の教訓
決算大丈夫な銘柄を戻したり、無事に通過して安堵していた銘柄を突然襲った相場急落。
日本限定ブラックマンデーより少し前に投資していた人は含み損を抱えていたと思います、私は日本限定ブラックマンデー前に少しポジション調整していたので含み損になる銘柄を限定できていました。
しかし、あれだけの急落があったので当然ポートフォリオは真っ赤になりまして、他の多くの投資家と同じで含み損をホールドしてやり過ごしつつ、最近紹介しているように新規投資も続けていました。
ブラックマンデー周辺で保有株の入れ替えと下がっても欲しい銘柄は買い増しして取得単価を下げていたこともあり、個別株で見れば急落前より低い水準の銘柄が多いですが含み損はなくなりました。
今回の相場のナイス判断
私の投資本格スタートは忘れることもない、コロナショックの直前である2020年2月末です。
マイナンバーも取れて、NISAも登録してようやく投資開始したら、3月にコロナショックで米株のサーキットブレーカー?なにそれ?状態でインデックス投資でしたが買ってすぐに2桁マイナスをくらっていました。
ビギナーズラックもありますが、相場下落でヘリコプター・マネーが米国から出てきたのを見て、すぐさま残った資金を全部で日米株のブル3~4倍を買って相場反転で短期に+150%とか利益を取っていました。完全に初心者のリスクの取り方で資産が増えた今では無理ですw
今回の日本株下落に関しては円高ならありえるか…と最初はブラックマンデーより前の日経平均株価下落はしょうがないかくらいに思っていました。
しかし、月曜日のびっくりな日本株全てが10%以上下がる下落の激しさを見て、ドル円より動いている、単体でコロナショックの1発並みだ、下落が続くのか?と考えて、過去の経験からたぶん数日下落するとしても政府が発言するはず、GPIFもあるし。
と、月曜日から強烈な買いに転換して、レバレッジは使いませんでしたが大幅買い越しに動きました。
ただ、ブログとしては日経平均株価4万円など再び高値を戻すには海外投資家を待つべきだと保守的に書いて、再び買い遅れの恐怖になびく必要はないように書いていました。
私の投資スタイルは相場急落時に全力買いする、相場高値のときは売り越しでリスクを逃しておくという保守的なもので、一応は相場上昇に乗るために野村マイクロSのように半導体株もポートフォリオに含むなど、リスクを取りながら上がればリスクを逃していくスタイルなので日経平均株価42000円というピークが私のリスク回避を後押ししてくれました。
今回のナイス判断は日経平均株価42000円を見て、決算期になるけど利確の決断ができたことがまず1つです。ブラックマンデーがなくて保有していた銘柄が上がっていけば実質的に損失であり、持たざるリスクをくらっていたはずで結果論です。
もう1つは、相場が下がる中で格言である落ちるナイフを掴むなをフル無視して月曜日に今年最大の買いができたことです。
新規投資銘柄を書いていますが、まだ買う余力はあります。
しかし、これ以上のリスクを取るには政治リスクや決算通過で材料がしばらくないので残った資金は保守的に待機資金としようと思います。
今回の相場が与えた教訓
今回の相場はコロナショック以来、新NISAもあって個人投資家が増えていたところに到来した短日なら最大のショックです。
ここで冷静さを保ったり、過去の私のようにレバレッジを賭けにいくのは狂人かサイコパスですし、これで人生が詰んでしまう人もいます。
今回の相場で得られる教訓は「耐えていればいい」というシンプルなもので、リスクさえ取りすぎていなければ、あれほどの全体の急落でも耐えられます。
私は投資初心者に過度なリスクを取る必要は全くないと思っています、積立投資をしているなら設定をいじらずに放置して忘れているくらいがいいでしょう。
個人投資家に人気な銘柄をNISAで買っていた人は含み損なら苦しいでしょうが、利益も配当も非課税なので日本でも有数の大企業で優良株なら待っても大丈夫だと思います。
火曜日の大反発を見て、月曜日に買う決断ができなかった人も悔いる必要はないです、再びの上昇相場がどこかでくるので、狼狽売りしなかっただけで十分でしょうし、もし決算が無事に通過していたなら短期的な最大のリスクは去ったわけです。
私は相場の急変が長引いているときは散歩したり、ショッピングしたり、旅行するようにしています。
世の中を見ていれば投資の世界の大混乱は基本的に影響ないことが確認できます。
もちろん、大恐慌やリーマンショックになれば影響が出ますが、投資の世界は世界経済の大混乱を真っ先に受けるので、相場には年1くらいで急落するタイミングがありますけど日常は激変しないものです。