ポートフォリオを一気に入れ替え
円高による日本株のパニック前に決算回避や半導体株利確など、やや防衛的に動いていた私ですが、月曜日から連日で買い戻しと新規買いをしてポートフォリオを強化していました。
今回の利上げ後の市場混乱を見るに日本が2%まで利上げすることは不可能、相場は追加利上げくらいは織り込んだと判断して、半導体より不動産の方が良さそうだなと、増資で2000円までの下落を待っていた地主が一瞬で1700円台に落ちていたので1780円、1850円、1900円で買い&買い増ししており増資分を考えるとリスクが低いかなと考えていますが、利上げがインフレや円安を背景としてので土地価格が上がらないことは事業リスクと思いつつも、デフレ下で成長してきた地主に影響はそこまでないと判断しました。
月曜から新規では地主、T&Dホールディングス、サイバーエージェント、ジェイリース、東陽テクニカ、澁澤倉庫を月曜引けから色々と買っています。
半導体や銀行株を火曜日に新規で買おうか悩んだのですが、円安が進めば再び介入されるでしょうし、基本的に日本株は円安状態の方が落ち着いているので日銀や政府の為替介入で乱高下するのは避けたいですし、ドル円150円を下回っていれば数量増や価格改定以外で半導体株の増益幅が今期内で拡大するのは難しいため避けています。
銀行株は今まで利上げする!ということで上げてきた面もあり、利上げが相場混乱なく進むことが必須で、利上げして相場混乱→利上げ無理なら収益性改善は遠いでしょう。米国でも利上げが終わって、金利が落ち着いて金融株が上がっているので利上げで市場混乱は銀行株でさえ持ちづらいです。
半導体も金融株も高値から相当下げているので買えますが、割安かなと思ったT&Dやジェイリースなどの金融周りで高配当な銘柄を買いました。
そして、既に保有している銘柄ですがNISAは今年これ以上買えないので来年まで回復に期待することとなり、非NISA銘柄を全部買い増ししました。
下落前の日経平均株価が3万8000円より上のときに利確や現金化していたので、3万2000円から3万6000円なら買うしかない状態で、政府がさらに円高方向へ無理に動かそうとしない限りはドル円に対して日本株が割安だと思っています。
まだまだ多くの銘柄の決算前ですが、8月7日時点で私の保有株の半分くらいが決算を終えているので、決算リスクは新規投資が中心となっており、現時点で含み益でも決算後に10%以上下がれば普通に切るしかないかなと思ってます。
決算終了済みをメインで買い増ししたので、4銘柄で資産の40%程度を占めており、新規投資先の決算後の買い増しで比率が動くと思いますが、とりあえずは決算後でこれ以上の急落理由がない好決算な主力株を買い増ししたので、ポートフォリオとしては半導体が消滅して、バリュー中心ですがグロースも増えています。
金曜までは手出しできずに売り一辺倒でしたが、月曜日の急落で全体的に割安になったので後場と引けから一気に買い転換しました。(月曜後場で買って含み損の銘柄も抱えていますが…)
政治でやや混乱したときのインド株も急落から翌日に一気に戻していたので、理由がそれよりしょぼいため、流石に安いと理由が理由だけに買いも速めに決断できました。
Nisa銘柄だけ買い増しできずに自律復活に期待していますが、主力株は買い増しで取得単価の下げに成功し、新規投資は決算評価次第では底値から短期で+40-50%はいけるだろうと軽い買いで、決算ミスなら回復に時間がかかるだろうから切ろうと思っています。
相場が一気に回復傾向ですが、株高は円安がセットなので上昇しすぎると円高警戒で売りが入りそうなので、ドル円150円の再びの突破は利上げの口実になるとして日経平均株価3万8000円以上までいけば買いはしない予定です。
既に大量に買い増しできたのでリスク回避していた分、安く買えて満足で決算がコンセンサス未満で売られすぎな銘柄は2割下げてから1割下げるみたいな状況なので売られすぎを中心にこれから狙っていきます。