先週、リスク資産をぶん投げててマジで助かった
日経平均株価4万2000円から投資のリスクリワードが合わないかなと買いを控えており、決算前に利確したり、買いに関しては売り前提の打診買いをしていたところで日銀の利上げが来てしまい、
遂に8月2日、実質的には8月1日にリスクの高い資産の全部売りを敢行しまして、過去最高に日本株を売り越しました。
唯一増やしていた、低リスクと思っているディープバリュー株ですが、日経平均株価がマイナス12%の中でマイナス3%と実質勝利だと思っています。
一応は円高メリットなので相場さえ落ち着けば、高い配当+円高メリットで買われるとは思っていますが、全部売りなので全体の沈静化を待っていますが・・・
月曜日の相場ではほぼ全てが下落しており、致命的な下落銘柄が大小問わずありました。
米株も大きく下落しているので日銀以外の他の要因がありますが、要因Aや要因B、要因Cまと複合的に考えると、AIバブルが限界の懸念、日本連続利上げ懸念、中東情勢、大統領選挙の行方など不確実性が高いので、もしこれ一つだけの原因で下落した!と決める人がいればプロでも無視した方がいいでしょう。
基本的に相場は不確実性を嫌うので、日銀の場合は利上げしたことまでは良くても、追加利上げ示唆の不確実性、利上げ基準の不確実性、影響の不確実性と積極的に日本株を持っておきたい理由が私にはないです。
ディープバリュー株は株価対策でもいいし、赤字が過去5年ない会社なら為替の急変動くらいなら大丈夫だと思っているのでPSRやPERで評価されるような企業を先週売っています。
日経平均株価の3万円割れは流石にないと思っているので、買い戻したい銘柄もあるのですが、とりあえずは下げ止まるのと今週と来週の決算を見極めたいです。
行き過ぎるのが相場なので4万2000円まで駆け上がったように、私の想定が3万円なら2万7000円くらいまではもしかしたら下落するのかな?と思ってます。
とりあえずは投資先や買い戻し候補の決算を見極め、良いのに買われない、売られたら買い、下がりすぎは買いで対応したいです。
AIバブル崩壊の影響は日本株だと日経平均株価を牽引してきた銘柄以外はそこまで影響は受けないはずですが、全部売りなので何も考えないほうがいいでしょう。
売りの沈静化と海外勢の再INを待たない買いはリスクが引き続き高いでしょう。
日経平均株価が上がるストーリーの大前提である円安がなくなった以上、私は日経平均株価に関しては悲観的です。