必殺の全部売り!!!
日銀の利上げ自体は許容しますが、円安是正のために利上げした日銀を信用できない上に米国の景気懸念を考えて本日はリスク性の高い株を全部売りしました。
上昇銘柄の方が常に多いので利確が多いのですが、比較的値を保っているディープバリュー以外を売ったのでスーパー現金保有状態です。
しばらくは投資を控えようと思いますし、買い物も5ヶ月分くらいの含み益が数日で消えたので私個人はデフレに抑えようかなとクレジットカード1枚を限度額まで使い、残りの1枚もギリギリまで使う生活を今年はできなそうです🌚
今回の利上げに賛同する異常者がX上に一部いますが、完全に間違っていると私は思っていまして、今更円高方向にしても値上げした企業はインフレ分の値上げをセール以外で下げるとは思えないですし、インフレによるコスト増を賃上げor設備投資で競争力にするというインフレが企業を成長させる投資意欲もデフレならコストダウンand賃下げで労働力を食い潰せばいいので日本国民にとっても今回の利上げがコスト・プッシュ・インフレを終わらせて内需を回復させるものとは思えない。
逆に資産家や不動産保有者、債務を増やして消費を回すリスクテイカーの動きを鈍らせるので一応存在するトリクルダウンが薄れることから華やかさえ消えると思います。
銀行にとっては日銀が利上げすることまでは読めても、まさか利上げ幅がどこまで天井にいくか不透明な発言をされるとは思っていない状態で、銀行の保有資産である債券や株、リートなどの価格が激しく動くのは経営上問題にさえなりうるでしょう。
今回の利上げは上限が分からない点でFRBの急速な利上げと似ています。
日本の利上げが問題なのはあまりにも遅すぎる点で、一部の異常者が言うように円安是正のための利上げなら1,2年速くやっておけ!という話であり、経済指標を全部無視した利上げを今更した上で、上限が分からない、利上げ理由が分からない、元になったデータが分からないでは不確実性が高すぎる上に、そもそも利上げをできる状態ではなかったよね?という話が戻ってくるだけで、企業の投資意欲や賃上げ意欲は円安やインフレも理由にあったので、なくなってしまえば、いつもの国内投資はしない、賃上げもしない日本に戻るだけでしょう。
植田総裁の利上げの理由が分からないが、FRBを見ていた私が感じているのは岸田総理の総裁選が9月にあるので、円安に止めを刺すために動いたのかな?とさえ思えます。
トランプがFRBに大統領選挙前に利下げするべきではないという発言がありました。
これは日本版で考えると、与党からすれば選挙戦前に利上げするべきだということになるので政府側の要望と考えるのが自然となってしまいます。
利上げは織り込んでいたと思うのですが、利上げがまだまだ続くということは織り込めていなかったですし、利上げの基準が分からないというのも問題なので現在は不確実性が極めて高いです。
日本は景気が良くないのに利上げする、利上げの基準はUnknown。
アメリカは景気がやや弱くなってきた、一部では激弱を示すデータもあるが、5%の利下げができる。利下げの時期と最初の幅が問題で経済の強さが不確実性。利下げは今の景気鈍化状態でGDPマイナスになれば出ればほぼ確なので読むことができる。
日本の利上げだけが今回の急落の原因ではないが、判断と決断と理由に欠けた日銀の利上げ方針では不確実性が上がった世界でもっとも持ちたくない資産だろう。
利上げをしても追加利上げに慎重な姿勢を貫いていれば、少なくとも米株の下げに連動するだけで済んだだろう。
米国以下の成長率、米国以下のコアCPIと米国以下だらけの日本が逆行して利上げを急ぐ。
これで買い向かうのはちょっとやりたくない。
昨日はグロース株と半導体株を投げ売りし、本日はリスクある銘柄は全部売った。
必殺技の全部売りで相場が落ち着くまでは決算様子見も兼ねて動かない。
決算が良くて相場に負けた銘柄を落ち着いたら買うのを投資再開としたい。