ポートフォリオの入れ替えを検討
個人投資家の強みは時間軸を長く持てることで、今回の暴落相場で買えなかった人でも次の急落時を狙えばチャンスがあります。
私は急落後の反発しきる前に個別株へ複数投資していることを当ブログで書いていたので、下落で新規投資した銘柄は基本プラスになっています。
主力株の戻りが弱いかと言えば、主力株も戻しているので底を狙った新規投資先を売却して主力株を買い増しとするほどのチャンスとも思えず、再びの円安進行がなければEPS上昇前に日経平均株価が4万円を突破していく事は考えづらいので38000円からの展開は円安を政府日銀がどう見るか次第だと思えるので私は動けないです。
個人的には急落前の株価を取りに行く相場は終わった感じがして、ここからは指数なのか、個別株なのか上昇の理由が必要になってくるでしょう。
多くの銘柄において円安/円高は業績に関わってくるので、例えば円高方向なら主に内需をメインとしている輸入商社や建築関連はコスト増が反転するので状況改善かつ割安で買われやすそうです。
他方で、日本の経済が強いという理由の円高は基本望めないので、円高局面は世界的な株売り状態である可能性を考えると、円高局面で株式投資している方がデメリットになる可能性は最近の相場で再認識できました。ごく一部の円高メリット銘柄以外の全銘柄が下落していたので円高株安は今後も意識したい。
時間軸を長く取るなら今は様子見に徹して、過去と比較して十分以上に評価されている銘柄は一部利確して再びのマッハ急落に備えるのもいいかもしれません。
今後の政治リスクは日米ともに存在し、軽い神輿のハリスが民主党+反トランプ+浮動票で勝つのか、トランプが英雄的に勝利するのか?
これだけでも投資先がまるっと変わります。
さらに言えば、自民党の総裁選は重要で金利と円高にダイレクトに関わってくるでしょう。
派閥は消えたと言われますが、麻生派の支援を受ければ河野が最有力になるので、再エネ円高という新相場になりそうですw
振り返ると岸田総理は特に強い思想がないだけに、全体的にバランスを見た政治をしていて、後手が多いですが岸田銘柄みたいな象徴する銘柄がなかったです。
例えば半導体投資に関しては安倍政権のときから進んでいる誘致なので、安倍・菅と繋がってきたものでした。
仮にハリス勝利、河野勝利なら世界中を再生エネルギーが覆い尽くすことになるので、為替は置いておいてEVや再エネ関連の計測機器みたいなニッチな銘柄でもいけるかもしれませんw
現状の相場は米国がリセッションなの?違うの?経済強いの?から、誰が勝つの?議会はねじれるの?とほぼ先が見えないので、FRBがどれくらい利下げするかも分からないし、日銀が利上げするかも分からないです。
ほぼ何も分かっていないけど、相場は勝手なので出てきた情報で短期的に反応して乱高下しているだけです。
まだ安い優良株を買いましょう。