投資先のシステムサポートとシステムリサーチの決算を無事に通過しました
2024年5月11日
2024年5月11日
中小規模のIT系への投資を増やしていて無理な拡大をして失敗する企業を避けています。
名古屋地盤でトヨタGなど製造業向けにシステム開発の実績が多いシステムリサーチは、
最高売上と利益を達成し、今期は14.6%増収の11.6%増収と2桁成長が続きます。
レパトリ減税など円安による製造業の国内回帰はトレンドとは言えませんが、行うメリットがあるので製造業関連のシステム開発は引き続き堅調だと思っています。
銘柄スカウター |
コロナで製造業の先行き悪化で21年3月期は成長停滞していましたが、22年3月期からの製造業復活&円安好調の中で内需系であるIT関連で恩恵を受けています。
配当性向を3割程度に据え置くシステムリサーチですが今期は増益に対して増配を発表しておらず、業績連動の株価上昇をしていません。
余剰金の配当に関してはズレて発表されるので利益が想定通りに成長するなら増配は配当性向3割に従って増えるはずです。
業績好調によりPERが低下し11.7倍となっています。
これは昨年の決算発表後と同じ感じで後から株価が平均PERに向かうようで、少し下にいくなら全然買える水準です。
クラウドインテグレーションのシステムサポートは好調な決算内容を発表しています。
3Qの決算内容は概ね好調の内容で安心から買われている感じと、本決算後の来期成長を見据えて買える時期に入ってきたのでしょう。
決算で株価が上昇したのでPERが上がっています。
システムサポートが思った以上に成長性を見せてきたのでPERや配当的にはシステムリサーチを買うまでもないですが、クラウド事業の成長性と収益が積み上がるSaaSのような事業内容なので、成長性と安定性を考えるとPER18倍は割高とは思えないですね。
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