相場急落が気にならない強靭なポートフォリオ
4月に入ってから新年度の売りということで相場全体が弱い。
半導体以外はほぼ下げてしまっており、3月の権利落ちから回復かな?という状況から一変しています。
私の保有銘柄でも本日だけで-5%の銘柄があり、全体的に下がっているなー感がありますが、レンジの間に増やした含み益があるため、本日クラスの下落が5日連続しなければ損失を考える必要はないです。
相場急落、それは楽しいイベント
現在保有している銘柄は何かしらのストーリー性がある銘柄ばかりで、相場急変で下がってもシンプルな企業の実力と外部性改善だけで回復どころか含み益が増えていき、配当も入ってくるという安心感のある銘柄が中心です。
保有銘柄で-15%いきそうと思える銘柄は2銘柄のみで、主力株でもないので下がれば買いたいなーくらいにしか思っていません。
相場全体が下落するときは、よほどの材料がない限りは理由なく売られるので、自分が保有する銘柄が下がっても業績悪化でない限りは逆に理由なき上昇に転じるので買いの基準に達した保有銘柄を増やしたり、前から注目していた銘柄をバーゲンで買うだけです。
4月からの2日間で致命的な損失を出した人は、リスクを取りすぎだろう点で相場悪化の初期で大ダメージはミーム株など熱狂に手を出したペナルティみたいなもので、モメンタムが死んだなら手を引くべきでしょう。
こういった相場で私が好んで買う銘柄は上方修正して株価が短期上昇したけど、相場に押し負けて反転下落or上がりが弱い銘柄です。
確かに上方修正以前の投資家が売るチャンスがあるので下がるのは分かります、株価チャート的には上がっているので…
しかし、PERで見れば株価上昇前と変わらない、あるいは下がっているケースもあり、そうなるとPER面で株価上昇が肯定できるのでバーゲンハントのチャンスです。
株価下落前に売るか、売らないか
今の状況で投げ売りするのはもったいないです。
状況は悪化しておらず、日銀利上げや米国利下げ後退の可能性など金融サイドから問題はありますが、企業業績に対しては全体的にまだまだ好調。
製造業は自動車以外は強いし、非製造業の強さは継続しています。
持ち株で売るべき銘柄があるなら、それは相場が好調なうちに済ませるべきで、下がってから売るのはモメンタム投資などブームに投資するパターンがメインでしょう。
最近は新NISAもあり、企業の自社株買いも増えたことで、一度株価のラインが上がると中々下がらなくなってきたので売った場合はそれ以上に魅力的な投資先がある場合など限定されている状況がいいでしょう。
上がった銘柄にすぐ利益確定が入りますが、もっと利益は伸ばすべきで、プラス10%程度しか見えていない銘柄なら最初から投資しない方がリスクもないでしょう。
バイ・アンド・ホールドは相場急変で投資家を試してきます。
投資先を理解し、下がっても平気な強靭なポートフォリオなら相場回復時には十分なリターンを生み出しているでしょう。