【四季報】業績好調かつ水準が割安な上昇候補銘柄
四季報が発売され、多くの銘柄を振り返るタイミングとなっています。
個人的に注目して、かつまだ未保有な銘柄を一斉に書いていきます!
Libwork
熊本、福岡地盤の注文住宅メーカー
半導体関連の新工場がばんばん建設され、多くの移住者が増えることから年収水準が高い割に生活コストが低いので住宅メーカーは追い風だろうと思います。
不動産銘柄にしては珍しい売上急成長銘柄で利益はこれからなので評価待ちができる。
急成長にしてはPERも39倍とそこそこ。
MIRARTHホールディングス
マンション分譲や再エネ開発の不動産銘柄
PER6.3倍、PBR0.9倍とそこそこの評価で来期増益が四季報どおりならPER5倍未満でかなりの割安。進捗の見通しを分析する必要がある。
ヨロズ
自動車足回りメーカーで日産やホンダ向けに強み
前期の先行投資から大幅増益となっており、来期も増益見込み。
PER16倍、PBR0.34倍と低PBR銘柄で今期と来期増益は株主還元期待ができる。
フューチャー
システムコンサル
AI活用によるコンサルは拡大必須で買収も続いており、今期は大幅増収に増益
アイ・エス・ビー
通信制御システムや携帯基地局のシステム開発
5Gインフラの落ち込みや本社移転などで減益、全体的に見れば問題はなく10.5倍のPERは魅力的。
トプコン
建機や農機自動化で世界首位級のインフラ関連
今期は米国不振で業績低迷も経費削減等で利益が急回復見込み、技術力とシェアの高さで米国事業の問題さえなければ増益基調で急回復期待。
駒井ハルテック
風力事業成長中の鉄骨や橋梁大手
ウクライナ復興支援で風力発電設備に絡んでおりグローバルに知名度アップの期待、PBRが0.33倍と低いが業績が不安定で風力発電事業が鍵となりそうです。
さくらKCS
データセンター向けに強みのさくらインターネットではない銘柄
大株主に三井住友銀行や富士通など大手が並び受注に問題なし、PBRが0.57倍とシステム開発系では際立った低PBR銘柄。
東計電算
システム開発やデータ処理などの情報システム会社
ストック型の事業構造に転換しており利益が積み上がっている、増収より増益でPER14.2倍と割安。
AGS
データセンター運用やソフト開発の情報システム会社
自治体DXや銀行システム統合など開発が好調で株価は上昇基調、PER的には18.9倍で過去からすれば高い水準ではない。押し目買い狙い。
プロシップ
会計パッケージがメインのソフト開発
今後は既存顧客のバージョンアップで採算性改善
ナレルグループ
建設業向けの派遣でIT関連を拡大中
2024年問題で建設業の人材関連は最注目で高い離職率の改善が鍵、
PERは13.5倍と割高さがなく、1Qの進捗率が滑り出し好調なので期中上方修正期待もできる。配当利回り3.59%と配当を待ちながら保有もできる。
ネックなのはグロース市場に上場している点で、他の市場が上がる以上に指数の下落を受けやすいデメリットがあり、ファンダメンタルズだけで上がっている感じがない。
メイホーHD
建設コンサル、人材派遣、介護などM&Aで業容拡大中の多角企業
売上は買収で急成長も大型買収が多く負担により今期は減益、来期はそれが剥げて最高益予想となっているのでそうなればPERは10倍未満となる。
今期PERの69倍は見かけ高いですが下方修正による赤字化などがなければ来期期待ができる。
今期の業績悪化はM&A関連費用とのれん償却費で税低減もできないため見かけが悪い。
これによる下方修正で株安ですが、買収自体が当初見込みでなかったため利益が来期まで乗らないので市場急変がない限りは割安に見える。
ヤプリ
アプリのノーコード開発に強みのプラットフォーマー
以前のCMで認知拡大し大手企業が多数利用しており今後は宣伝費を減らして増益基調となる見込み、成長性は爆発的でないですがSaaSで26.2倍のPERと控えめで来期も増益見込みで割安。
黒字化達成でも増収率がそこまで落ちていないので利益率から今後は事業拡大がしやすいように見えます。ノーコード開発は拡大傾向ですがAI利用でのノーコード新興が増えているのでヤプリがどこまでAIを使いこなすか?
西川ゴム
シール製品など自動車部品メーカー
国内メーカー全社と取引しており新車生産回復が業績追い風、生産合理化や円安で業績拡大。
PER11.3倍、PBR0.5倍と株主還元期待。
かわでん
カスタム型配電制御で専業大手メーカー
国内は半導体関連の工場が29年までかなり増加し、EV関連の工場も建設されており強い需要が続く。
首都圏の再開発ビルや今後は地方のビルやデータセンターなどの案件も増える見込み。
業績が急回復してPERが11倍、PBR0.52倍と低PBR改善期待、業績好調が続きそうなので株主還元は安定して行えそう。
株価急上昇していますが上方修正が続いているので需要より生産体制の問題がありそうで、今は改善による上方修正が今期2回なので、来期はさらに拡大するのでは?と期待できる。
PER的には評価不足。
今回は来期の四季報予想が増益で、今期時点のPERが平均より低い銘柄を選んでいった。
下方修正や来期減益がない限りはPER的に割高な企業はない。