半導体銘柄は2024年度の復調が見えており、地銀も与信費用減少と株高で好調
地銀のPBRが一向に改善されないので多くの地銀を調べています。
見てみるとEPSがじわじわ上がっている地銀もあるので、甲乙つけまくりで増配できそう地銀と限界地銀を分けて考えれば徐々に動いていく地銀は増えると予想しています。
また、地銀は最近は業績上方修正しているところが多く、コストや債券の損失を多めに見積もったコンサバ予想なので後から上方修正が増えています。
狙い目の一つとして中期経営計画を出してくる地銀はトレンド的に株主還元に触れないわけにはいかず、地銀も株主還元を考えるべきと地銀代表が言っているくらいなのでPBR1倍に向けて動く地銀は2024年度に増えるはず。
いよぎんホールディングスは2024年5月に予定している中期経営計画にて配当等の還元方針を出すと書いており、こういった動きは見逃せない。
いよぎんのPBRは0.42倍なので期待はできます。
逆に、トレンドに逆らう中期経営計画を出しているところはダメだなと思っていて、最近いけるか?と思った宮崎銀行は配当性向ではなく、配当利回りが他の地銀より高いから還元できているとバカみたいな資料を出している。
宮崎銀行のPBRは0.29倍、PERは8倍で以前は5倍だったので配当性向が10%でも高利回りとなる。
自分たちが魅力的な投資先でないから投資されず、投資されないからPBRもPERも低くなり、最低レベルの配当性向でも高利回りとなる。これを他の地銀より高配当と書くのはクレイジーです。
半導体関連の復活が見えてきた
期待先行銘柄はNvidiaと共に天まで昇っているので業績が多少上向く程度では許されない。もっと増益、来期はもっと、その先ももっと増益。50%の増益では足りない評価も多いです。
しかし、半導体材料系ならPERが割高でない企業は多く、トリケミカル研究所の本決算と今年度の見通し内容は明るい材料となっている。
半導体部門が苦戦している電子部品はEVが死んでも大丈夫だろう、半導体材料特化なら減益は終わりと見て良さそうです。
半導体関連の業績が反発することを織り込まれた銘柄は苦しいでしょうが、織り込まれていなそうな中小型株の半導体関連は本決算への期待が十分に持てるので保有ができそうです。
不動産やばくない?
個人投資家に人気なアグレ都市デザインが下方修正でPTS上では売られており、月曜日は下がりそうですが、金曜日は他の不動産関連も急落しており利上げの影響か?不動産セクターの急落が目立ちます。
分譲住宅大手の飯田GHDは明らかに下落トレンドですし、業績面で優れた不動産関連はごく少数です。
九州の半導体関連なら好材料がありますが、全国展開だと色々な要因からキツイのかな?と思ってしまう。2024年問題もあり建設業は明らかに人手不足に逆風です。
私の投資先の地主は足元株価回復していますが土地がメインの不動産関連なので、実際に建設して売却や運用する企業よりもリスクが小さいと思っています。
不動産関連の業績悪化の理由によくある期ズレはまさに2024年問題のところなんじゃない?と思うので、建設業関連の人材銘柄は特需になると思いますし、成長街道に完全INだと思えます。