Nvidia平均株価、流石に上がらなくなる
手持ちの大型グロースが連日で大上昇している!半導体は死んでいる。
最近の日経平均株価の動きは上昇がずっと続いて、短期下落は押し目買い、横ばいは押し目買い、何があっても押し目買いで良い、押し目買い平均株価でもありました。
上の画像は株価チャートが日経平均株価でオレンジの線がゲームやAI半導体の最大手であるNvidiaの株価と並べたもので上昇率ではなく、チャートの動きを同時間にしたものです。
トレンド感で言うと、Nvidiaが日経平均株価に影響を与えているか、あるいは日経平均株価がNvidiaに影響を与えているかのどちらかで同じセクターかなと思う動きです。
Nvidiaが米国で代表的な銘柄になったので他の代表銘柄と日経平均株価を並べてみようと思います。
まずはAppleで米国でマイクロソフトと並ぶ超大型企業です。Appleはどちらかと言えば、昨年までは相関性があり、今年に関してはあんまりな関係性。
Nvidiaの方が上下に対してブレていなかったのを考えるとトレンド感や方向性はAppleと日経平均株価ではそこまでという感じでしょう。
次はマイクロソフトと並べてみます。マイクロソフトはOpen AIをほぼ手中にしているのでAI銘柄ど真ん中でChatGPTはマイクロソフトが所有権を持っていると考えてもいいですし、Open AIの新技術はマイクロソフトのサービスで高い確率で利用されます。
マイクロソフトの場合はNvidiaと異なり金利に強く、半導体関連のゴタゴタな大きいボラティリティを伴わないので安定して日経平均株価より強い感じで急落耐性がありそうです。
つい最近の日経平均株価最高値は上の3社から考えるとNvidiaの影響が圧倒的に強いと思われ、事実としてNvidiaの決算後に日経平均株価が最高値をつけたので最高値はNvidiaのおかげと言えます。
米国のマグ7は全てIT系なのでだいたい同じ動きをしていますが、テスラやGoogleが最近弱いようにごく少数の大型グロース内で明暗を分ける展開で昨年は全部上がっていたのでNvidia平均株価となったのはその後だと思います。
このNvidiaに連動する→SOX指数に連動した日経平均株価の動きにはやや危機感があって、日本の半導体株は世界で独占生のあるグローバルニッチが多いですが業績が追いついていない状態です。
半導体株が牽引しない日経平均株価は高値を取れないので、最近は日経平均株価が横ばいの中で中小型株や出遅れ大型株などの関係ないところに資金が流れだしており、適当な銘柄でも70%くらいで上がるという状態で、半導体関連にも割安や上がっていないものがあるのでそこも買われて動いています。
半導体への希望とNvidiaの上昇がない間に適当なところに希望だけが動いているので、希望という抽象概念を失った銘柄はじわ下がり、希望を得た銘柄はじわ上がり。全体では強気トレンドというよりはレンジに違い動き。
セクターローテーションと考えるか、牽引した銘柄が急落していく前段階と考えるか、大型株上昇→中小型株上昇の後は高い確率で急落があるので打診買いとセットアップで確実なリターンを積み重ねて、突然急落をくらってもノーダメでいけるようにしておきたい。