海外勢が見ていそうな中小型株を探ってみよう

2024年1月19日  2024年1月19日 

日経新聞の記事で海外勢が遂に中小型株に注目した!という天井感満々な記事が出てきました。日経新聞が中国株から日本株へ!と書くと天井になるジレンマがあって、今回も中国株が反発しだしたので逆指標的な経済紙かもしれません。

「次は中小型」海外勢が注目 際立つ割安感、東証も援軍


記事の内容を超簡単に要約するとゴールドマンがエニカラとかカバーを調査しているよ、中小型株は大型株に対して圧倒的に弱いから割安さがある!という記事内容です。




海外勢が指す中小型株の時価総額規模はどれくらいか?

まず時価総額100億円以下は超小型と言われるくらいで機関投資家が買える流動性がないので除外。300億円以下は日本の小型株をメインターゲットにしていなければ基本はこない規模感です。

300億円以上から1000億円以下が小型株と言えると思います。

そして、1000億円以上から5000億円くらいが中型株と言っていいでしょう。

米国株なら100億ドル以下は中型株なので日本と相当差があります。なので、日本株も今なら5000億円くらいまでは中型株と私は認識しています。




で、ゴールドマンが割安成長な中小型株と定義したカバーとエニカラはそれぞれ

 カバー:1500億円 PER41倍

エニカラ:2100億円 PER18倍


日本株で言えば中型株といえるサイズ感で、2社に共通するのは中小型グロース株の範囲ではPERが低めな点で、M&A総研が2500億円でPER54倍、さくらインターネットが1200億円でPER130倍と割高気味なのでPER40倍以下なら増益幅次第では高くはないです。

例えばさくらインターネットが来期に利益倍なら予想PERは75倍となりますが、PER40倍の企業が利益倍なら20倍まで低下するので増益の期待値と現在PERが乖離しているのが割安成長株だと思うので、個々で成長性を見るのは必須で成長性が倍違うのに同じPERなら成長性倍の方を買えば普通は勝つでしょう。


1000億円付近ではGENDAが980億円でPER24倍と割安とサイズ感の良さがありますし、3000億円くらいまでの規模感なら結構集まります。

FPパートナーは1300億円でPER29倍

サイボウズ 1100億円、PER40倍

JMDC 2500億円、PER38倍

エス・エム・エス 2200億円、PER30倍

寿スピリッツ 3100億円、PER32倍

チェンジHD 990億円、PER12倍

プラスアルファコンサル 1100億円、PER34倍

JACリクルートメント 1100億円、PER18倍

三井ハイテック 2700億円、PER18倍

ローツェ 2800億円、PER16倍

サンケン電気 1800億円、PER18倍


増益が予想できる中でPERがそこまで高すぎない企業だと軽く調べるだけで上の企業が見つかりました。

ゴールドマンがカバーエニカラを調査しているのはサイズ感とPERもありますが、Vtuberという成長産業という点もあるので、成長性で言えば医療関係やインバウンド、シンプルにITを活かしたDX関連も成長性しっかりのところなら買えるでしょう。



相場を見ていると1000億円未満の個人が動かせそうな小型系は割りと高値なのに、1000億円から5000億円くらいの大きな資金がないと継続的に上がらないところは優良企業で成長性があるのにPER適正評価されていない企業が多くありました。


中型グロース株だとグロース株が売られるときに1日で5%以上下がることもあるのでボラは大きいですが、上がるときも直線的に上がっていくので海外勢が中型株あたりを買ってくるなら反発しそうな銘柄は多くありました。

逆指標を発動してきて大型株まで下がりだしたら、中小型株は上昇はお供せずとも下落でお供する無情な世界なのでご臨終の覚悟がいるでしょう。

大型株レンジ入りで見直し買いというのが消極的な上昇ストーリーかなと思ってまして、最近中小型株に分類されるサイズ感の銘柄を3つ買いました!その内の1つが含み損を掘るのに夢中です。

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