大幅下落でもメジャーSQ週の乱高下は気にするな
今週は2023年最後のオプション市場からの大イベント、3ヶ月に1回のメジャーSQの週です。
相場に色々なイベントがありますが、メジャーSQから相場がガラッと変わるのは恒例行事なので下落幅がきつかったり、米国株と相関性が急になくなったりしてもメジャーSQだから仕方ないで済ませるべきでしょう・ω・
ちなみに2022年のメジャーSQ週最終日の9日から日経平均株価は年末まで7%近く下落したので下がるときは下がるという方向を決定づけるタイミングになったりします。
今年だと3月は上昇、6月下落、9月下落と下落続きなので年末で現物の流動性も対してないと考えると買い支えられている銘柄と売られる銘柄が分かりやすいので楽しいイベントだと思っています。ざっくりと見ていると円高恩恵系は下落中でも下落幅がないか逆行高して強いかなという印象ですね。
昨年の12月、今年の6月と9月を前例とするなら今月は回復せずに下落していくのがメジャーSQ後の動きですが果たして?
朗報としては1ヶ月ごとのSQで見ると、割と日経平均株価はレンジに回復しているのでメジャーSQ後に荒れる→SQのときは回復しているというのがあるので1月の第2週に向けて押し目買いするという前例も使えるでしょう。
ですが、SQの値より大きく下にいくなら相場のレンジが変わった可能性もあるので、SQの平均値が上に抜ける2023年後半コースか下に抜けるコースのどちらかで基準となる値幅を意識した方が良さそうです。
一部識者が言うように日経平均株価が来年末は4万付近と思うなら、SQの平均値は大きく上にブレイクするのでSQ前に下がり過ぎていたら将来目線で買えるでしょう・ω・
ちなみに今のSQの平均レンジは3万2000から3万3000で下落が大きかった10月と11月も
10月4日の30500円から10月13日の32300円
10月末の30800円から11月10日に32500円
直近2ヶ月のどちらも乱高下しながらSQ週の末は回復しているので、SQ週の乱高下は気にするな!です。