円高メリット銘柄を増やす時期かもしれない

2023年11月12日  2023年11月12日 

ドル円が151.2円のタイミングで円高メリット銘柄を買おう!と言えば狂気か地獄への導き手だと思われるでしょう。

円高になるには日本の利上げか米国の利下げ、米国で深刻な問題が起きる、世界景気のリセッションなど特異事象がないと円高に一気に触れることはないと思っています。

150円で介入しなかったように今は円安がマーケットを再び支配し、米債ショートを仕掛けていた人たちはできなくなったので円ショートに移った感もあるでしょう。

全体で見れば、今から円高!!!ではない。




円高になるイベントで円高メリットは思惑買いから復活する

円高メリットの銘柄を調べていると去年の年末、今年の年初などの130円台だったときは株価が盛り返していました。

円高メリット内でも明暗が分かれていて、砂糖などの独占性が高い三井製糖は円高でも価格決定力で上手くやっていますし、アパレルは国内メインなら円高メリットですがパルグループは良くてワークマンなどはダメです。

家具や雑貨で言えば無印良品は良く、ニトリはダメなど為替の動きがあったり、コストが重いけど上手くいっている群は株高に乗っています。



外食関連は円高メリットでしょうが海外展開している場合、利益が増えれば円高メリットとは言えないかな?とか悩む銘柄が多いので、円高メリット銘柄の決算書を見て利益要因に為替や為替に伴う原材料高が大きなマイナスになっている企業はこれが解消すればマイナス幅縮小して現在が業績横ばいくらいなら一気に増益になるな?と読めます。

円高メリット企業は景気敏感とは言えないような生活に根ざした銘柄が多いので、景気悪化による円高でもコスト低下で状況に合わせてセールもしやすくなる良い環境になるかもしれません。




そして、今まで売り込まれていた円高メリット株は円安や原材料高によるコスト増を上手く躱せていない企業なので、円高進行で一気にゲームチェンジが起きるため円高の初動で大幅高になる可能性を感じています。

つまり、ほぼ限界まで下げきった円高メリットに関しては保険のように持つことができます。これ以上の米国利上げは市場が織り込んだ通りで終わるはずなので円安は最後の仕掛け次第、米債に旨味がなくなったヘッジファンドがどれだけの量を売りにぶつけてくるか。




目をつけている円高メリット

・ラクト・ジャパン

食品専門商社

乳製品の原料などを輸入しチーズなど食品を販売する企業

コロナによる外食減少、サプライチェーンの影響などでコロナ前の利益を超えれていなかったですが、23年11月期は最高益予想で正常化が近い。

ただ、進捗率が若干怪しいので未達から最高益回復は来期持ち越しかもしれないが3Q終えて下方修正していないので為替がどう影響するか?




・神戸物産

業務スーパーで知られるフランチャイズ元

原料高で利益成長は止まっていましたが価格転嫁が浸透

この企業は世界景気が悪いくらいの方が効率化やデフレ浸透で上手く成長するので円高やリセッションは逆に追い風なんじゃね?と思ってますw


円安や原材料高で苦戦していますが最高益はしっかりと超えているので、世界的利下げならグロースの側面も評価されてPERのマルチプル上昇もあり得る。

PERマルチプル上昇なら利益が円高で嵩上げできるなら凄い追い風




・エニグモ

服を輸入するバイマの運営元

海外の服を海外バイヤーが選んだ物の売買で手数料を得るビジネスモデルなので、円高で買えるようになれば回復が想定できる。

ただ、円安でなくとも世界の商品は値段が上がっているのでかつての値段で買えるかは分からないので利用者の感覚次第なのかなと思っています。


コロナ前と比較して利益が半分くらいなので、円高だけがキーとなるとは思えず、世界の安い通販で言えば中国系が猛威を振るっているので世界が変わった説で上げづらいかも。




・セリア

100円ショップ2位のセリアは原材料高に加えて、人件費の高さで利益成長は不可能になっています。

効率化のためのシステム投資は進んでおり、人件費は人手不要化で対応するしかない。

コロナ禍から無限に利益が減少しているのでまずは円高で状況が一個改善しないといけない、このままコストに潰されるなら業界内で再編が起きるかなと期待もしている。




・ドウシシャ

PB品を開発して売るモデルで生産に原材料高や円安が重しとなっている。

一時の落ち込みからは利益回復が続いており増配継続。




円高メリットはまだまだ深掘り中ですが、最近投資したパルグループは円高がメリットだろうと踏んで投資した感もあります。

例えば四季報や投資レポートで円安あるが〜、円安こなし〜など円安が企業にとって逆風だが好調みたいな企業は円高時に円高もあって増益となる期待ができるので四季報のコメントや読んでいます。

また、業績回復、業容回復だが円安で利益横ばいみたいなコメントも円安以外はポジティブ化しているので例えば値上げや適正化をするか、円高になるかで改善する期待があるので円安だけで業績が上がっている銘柄とは反対の、円高だけで業績が上がる銘柄を1銘柄は組み入れておけば保険になります。


業績好調かつ円高メリットもあるので今回上げたボロボロ系より円高が+αとなって最高値を目指せる銘柄も面白いかもしれません。

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