サイボウズが謎に9%高で全体の利確開始
12月に上方修正する確率が高いと踏んでいるサイボウズですが本日は9%高となりまして、取得から25%高となったので一部を利確しました。
また、今回の回復相場で象徴的なリターンだったGMOPGは本日で利確が完了し、それ以外の多くの持ち株も売却しています。
パルグループのみは利確せずに保有継続していますが一応は円高でも上がるし、生産性が上がれば一段と利益が出る小売チェーンは国内だとパルグループや神戸物産くらいかなと思っていて海外の景気と全く関係ない銘柄として注目してます。
ドルも円に一部戻しましてFXで円買いではなくシンプルにドル→円に両替したのはコロナ以来だと初めてです。
本日のサイボウズ高によって10月以降に取得した銘柄はほぼ全て20%以上のリターンとなりまして短期で取れるリターンとしては十分だと判断しました。
ベンチマークの日経平均株価が33500円を超えると、ここから上昇に追従する銘柄は上がるから上がるモメンタムのみの外国が買う銘柄に偏ってきます。
例えば半導体関連など日本株の中のごく一部しか指数通りに上がらないので個人投資家としては日経平均株価33000円からは新規取得して持たざるリスクを回避する必要はない。
またシンプルにホールドするには反落時に個別株が指数の倍以上下落して含み益を殺すので、保険として年末36000円になってもいいように、ごく一部だけ残した利確です。
今から新規で買いにくるのは
①ファンドなど株式がこれだけ上がっている間に動けなかった担当者は買わざるを得ない
②個人も買う必要はないが上がっているからと買ってしまう
③何も知らずに買う素人
上2つは持たざるリスクを受けて相場上昇の恩恵がなく、ファンドなら他に大きく劣後するので買わないといけないという無駄な買いが入ってきますが、そこに売りが結構くるので上がるのがすぐに重くなると思います。
今年の6月以降は外国人の特買いもあって全体感はスケールアップしました。
しかし、外国人は米国株というもっと規模の大きな資産の動きに従っているので、それに合わせる形で日経平均株価は3万円から3万3000円という10%の幅でレンジ相場入りしているので、再び上に抜けるには上場企業の利益が増えて相場に資金が滞留する全体感の上昇と外国人のさらなる買いがいるでしょう。PERで言えば問題ないが、米国景気悪化は来年のEPS成長に悪影響でPERの伸びに疑問。円安ブーストも来年はない。
レンジ相場だからレンジの頂点で売るのは今回の私の利確にように間違ってはいないですが、上に抜けて3万4500円とか超えていくと買いにいかないといけないのでチキンレースみたくなるので年末の見通しで今強気か弱気かは差があるでしょうね。
利確はしましたが、12月や1月に本決算で良い企業があるのでそちらを買おうとリサーチ中です。サイボウズは12月銘柄として保有継続ですが最悪は本決算まで引き伸ばす。