今回の決算シーズンに本決算を発表するグロース株 7銘柄
決算シーズン到来!ですが、グロース株は蚊帳の外感が凄まじくM&A総研以外はたぶん全滅しました。
グロース株は期中の上方修正は基本的にできない強気な予想が多いので、利益確保とかコスト抑制とか先出し情報がない限りは2Qと3Qは死ぬ覚悟をして決算の望まないとショックに巻き込まれますw
2桁増収増益が続いているようなグロース株で今回の決算シーズンで本決算なのは以下です。
インソース
11月6日の17時に決算発表予定
過去5年でPERが最低圏
今期は14%増収、16%増益
来期も増収増益予想で1割以上の成長があればPERは過去最低となる。
コロナ前とコロナ禍での業績に伴うPERは70倍近くで、現在は28倍と大幅ディスカウント売出し中
タスキ
11月7日に決算発表
IoT不動産など不動産テック的なグロースしている不動産株
今期は51%増収の38%増益
配当利回り3.9%にPER10倍と割安感があり、来期増益なら配当面で期待ができるかもしれない。
現在の相場では増配したのか?増配したのか?増配の予定があるか?増配の実績が必要で利回りが高いが利益に紐づいているので増益なら増配に期待ができるので増配が増配だろう。
サイバー・バズ
11月8日に本決算
インフルエンサーマーケティング会社
29%増収、135%増益、PER24倍といい感じの数字が並ぶ
ジャニーズが死んだのでインフルエンサーマーケティングは注目度が上がるだろうか、大手のSNSマーケ支援などもやっている。
前回の本決算時は株価が大きく上昇したが板が薄すぎるので今回はどうなるか不明。
来期も一応は増益予想ではあるが今期ほど大幅ではない。
PERは当然最安圏で増益なら最安を突破していく予定。
フィックスターズ
11月9日に本決算
高速化システムに強みのある企業で量子コンピューターやAI時代に期待されている。
今期は15%増収に20%増益で、PERは24倍と上の同業があまりいない感じの企業にしては安い。
24倍のPERは最安状態で、来期の10%程度の増益予想で22倍程度までPERが低下する。
修正するにしては大きな増益に期待したいが成長性がぶち上げている企業ではない。
配当利回りが1.2%あるので増配で少しだけ下落耐性がつくと期待したいがPERが最安値のようにグロース市場の崩壊に合わせて下落している。
アンビスホールディングス
11月9日に本決算
在宅医療サービス
33%増収の26%増益と絶好調な成長をしており、PER46倍と市場で評価されている。
PERは基本的に高い方がよく、来期も2桁の増益なことを想定すればPER低下で株価上昇でファンダに回帰すると期待できる。
もし来期増益で株価が下落するならPER低下で一気にPER半減の期待もできるので、時代のニーズを考えれば成長性をPERがちゃんと評価している証拠であろう。
成長性が急激に落ち込めば46倍のPERは高すぎるので成長前提の株価。
クラウドワークス
11月9日に本決算
クラウドソーシング最大手
業績が非開示なので売上成長のみだが22%増収で、今期はたぶん減益だろう。
来期に増益ならPERが20倍くらいになりそうかな?という非開示で曖昧性の高い銘柄。
クラウドソーシングはインボイスもあって今後の不透明性が高い。
アズーム
11月10日に本決算
駐車場サービスで無双している企業
今期は24%増収の34%増益
来期も増収増益予想だがYonYが落ちておりPERはやや下げだろう。
毎年本決算にPER50倍くらいで突入し増収増益でPERが大幅低下して株価上昇が恒例となっている。
思ったよりあるので次回も複数銘柄をまとめていくが、PERが最安圏で来期増益予想ができる企業は買って損する確率は低いだろう。現時点で安いのだから。
来期増益を見込むには四季報なども大事だが、QonQで伸びているかが重要だろう。