GMOペイメントゲートウェイは国策で成長確実だが割安
国内トップの決済代行サービスを提供するGMOペイメントゲートウェイ
特別利益があった前期と比較すればPERが高いですが営業増益で本業は絶好調で、来期の成長性も確実なのでPERは最低水準を更新する見込みです。
11月の本決算で計画達成と来期業績の成長を発表すれば現在の38倍のPERは一気に低下しますし、現在のPERも極めて低い水準。
〇〇Payは増えるかもしれませんが、国内の電子決済は概ね出揃い、システム面では実績と高い堀による優位性でGMOペイメントゲートウェイが安定成長すると見ています。
事業概要とビジネスモデルについて-(2023年9月期 第3四半期) |
国策としては日本の低いEC化率の改善を政府目標で引き上げるとしており、民間最終消費支出での拡大、インバウンドでのタッチ決済の日本中の普及要請を考えるとEC化は都市部以外では足りておらず、大手小売店ですら利用可能がPayPayだけとかの程度なので世界基準を考えるとクレジットカードなど多くの決済手段を利用できる機器を使うはずでGMOペイメントゲートウェイはそこが強み。
事業概要とビジネスモデルについて-(2023年9月期 第3四半期) |
オンライン決済は順調に成長して10兆円決済を1年間でしていますが、さらに伸びるはずで電子政府の実現が近づくほどに国民は現金から離れていくはず。
災害のときに〜論がありますが、逆にそれ以外では現金の方が致命的で圧倒的な人手不足を考えると小売は無人化とEC決済に強制以降していくと思われ、各銀行がクレジットカードや電子決済を勝手に推進しているので国も事業体もほとんどが電子決済を望む状況から成長を止める方が難しい。
システム基盤や端末など全てをGMOペイメントゲートウェイが抑えているので、大手のライバルはいますが全体ができる企業は皆無なので参入障壁や規模など堀が広いので本決算で再評価があれば面白い銘柄です。
現金しかない店があると絶望感すらあるので、日本の全面電子決済化のために一蓮托生でいきたい。