医療関連のビッグデータで存在感を放つJMDCは業績好調かつ利益率改善で高成長続く

日本の金利見通しが引き上げられているので成長株には風向きがあまり良くないですが、JMDCは高い成長率を維持しており、国内の医療リソース不足が問題になる状態が続く現状だと医療ビッグデータ関連は成長が止まらない。

マネックス証券

まずは業績進捗ですが、コンセンサスの倍以上の数字を出しており、進捗率は例年より10%以上高く、不確実性が高い足元の経済状況では安心できる数字。

上方修正期待で2Qや3Qの前には買いが入りそうで、決算跨ぎよりは決算前の上昇に期待して買うこともできそうですが、国内株式市場は混乱しているのでJMDCを評価できていない。

今期は売上成長は鈍化し、利益が成長する回収的な年度。

利益回収のような動きなので利益率は上昇している。

ROAが6%に改善しているので、2桁まで上昇できれば大きく評価できるが売上成長が必要だろう。

売上の進捗率は例年並みなので、売上成長維持のために多少は利益を犠牲にする可能性がある。

現在の40倍というPERは上場来でほぼ最低の位置です。

最低PERが39.2倍なので株価が数%下落すれば株価指標面での上場来安値となる。

今後の業績見通しと来期の成長にも期待できるなら魅了的なバリュエーションです。

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