The Financial Pointerにいまの相場を表す記事が投稿されていた
ソフトランディングのナラティブに今逆らってはいけない。
このナラティブは勢いを得ている。
市場が間違っていると思っていても、短期的には市場のモメンタムに逆らうべきではないとの考えだろう。
エコノミストではなく投資家らしい面従腹背だ。
これである。
私は目先の米経済がヤバそうだと思いながら、投資先では常に株式を最大にしている。
ちょくちょくと売りの報告はするが、基本的に全て売ることはないし、びびって何もできない投資家のように現金を5割を継続するみたいな時間を無駄にするような投資はしていない。
いまの市場のモメンタムは上昇である。
日本株は若干苦戦しているが、高値を抜けていない米国株は最近では勢いが他より良い。
円安で株高だったのなら、いまはドル安で米株高なのだろう。
エラリアン氏が言うのはこの株高のモメンタムに逆らうなということ、
最近は上昇へ逆張りしていた投資家には厳しい相場だった。
逆張りはそれが失敗ならすぐに手を引かないとモメンタムで殺されてしまう。
私は日米株ともに投資対象ですが、ここから+20%を狙うのはほぼ不可能だと思っていて、上値をできるだけ取るという点だけ考えている。
高値から離れたら売るべきだと思っていて、特に日本株ポートフォリオは既に縮小した後で今は米国株の高値を追っていたが、それももうじき潮時かな?と思っている。
指数のさらなる高値を取りたい投資家は、ここから急落することを前提とした方がいいでしょう。
下落なく大幅上昇はそうないと思っていて、あるとすれば短期的な急落とゴルディロックス相場のような中期的な上昇トレンドの再形成。
これが目先起きてくれると思っていますが、クリスマスショック級なのか、あるいはもっとマイルドな急落が起きればいいなと思っている。
政策金利が5%を超える状況でゴルディロックス相場というのは、ただ何かが壊れていないだけで、壊れたら急落、急落すれば利下げ可能性が上がり、それが次のゴルディロックス相場の幕開けに〜のようなイメージをしているが…
間違いなく今は高金利のゴルディロックス相場。
この相場のモメンタムに逆らうのはエラリアン氏が言うようにしてはいけない。
日米株ともにショート勢が増えているが、下落してからでも間に合うだろう。