カオナビをROICとPERを分析して割安か判断
ROICは日本で注目がまだまだされていませんが、ROEよりも私は重視している指標でWACCや売上成長などグロース企業の高いPERを肯定するために使えます。
つまり、ROICと売上成長高いならPER50倍は割安だよね!と言え、流石にそこまでの米国的企業は日本にそうないですが、例えばトヨクモやユーザローカルはROIC分析で株価倍いける!と判断した銘柄です。
さて、今回使う指標はROICとPERと売上成長です。
WACCは金利低下局面では低下するのでグロース企業の株高=高PER化を肯定します。
カオナビのROICは15%となっており、
売上成長は5年で44%、3年だと31%なので25%とします。
カオナビは売上成長30%安定神話崩壊で株価崩壊したので、25%が妥当
ROIC15%で売上成長が25%で継続ならPERは50〜60倍が妥当でしょう。上は80倍とかまでいけそうですが、上で書いたように金融市場の影響でPERは変化します。
なので、コンサバに55倍としてみましょう。日本の政策金利は-0.10%ですが…
四季報の予想PERが80倍
バフェットコードのコンセンサス予想が48倍
狂わせてきますね…
私の計算だと60倍になるので、どこかに合わさってくるでしょうが…
四季報が会社予想よりも渋い予想をしているので株価低迷の一翼を担っていると思います。
全員のPER予想がおかしくなっているので、自分で予想を立てて当てれれば凄いリターンになりそうです。
とりあえず、信頼できるROICと渋めにみた売上成長からの目標PERが50倍〜60倍で、たしかに今期の数字を四季報ベースで見れば悪いです。
私とバフェットコードさんで表示されるコンセンサス予想であれば許容範囲
逆に、バフェットコードのコンセンサス予想なら株価は3000円まではPERで許されるので、いますぐ買って〜状態です。
来期に目を向けると、激渋の四季報ベースでも40倍にまで低下するので2Q後にはカオナビは投資先として凄い予感。
カオナビは1Qと2Qに減価償却とオフィス家賃の二重払いがあるので3Q以降に業績上方修正や開示含めて期待ができます。
四季報ベースでも来期ならカオナビは激安