上昇目立ったマザーズの上昇は金利から見ると不相応か?
2023年6月25日
2023年6月25日
米10年金利の裏返しのような動きを続けてきたマザーズ指数は日経平均株価のバブル崩壊後高値更新という特殊要因でも弱く、最近はなんとか資金が回ってきたかな?という状況でした。
マザーズ指数は連日で大きく下落しており、金利の水準を見る限りは750くらいが適正だったよに思います。
ただし、つい最近までは利下げするんじゃない?というナスダック100に寄せにいっていたので、ナスダックもそうですが利下げ期待後退からの利上げ可能性上昇で前提が揺らいでいます。
マザーズや中小型株はファンダで買える銘柄が多いですが、材料なしのファンダだけだと指数に押し負けるので、残念ながら下落が目立ち、調子の良かった銘柄が総じて弱い状況になっています。
AIによる半導体効果も実際は弱いことが分かってきたので、一部の半導体銘柄を除けば化けの皮が剥がれだしてもいますね。
今日のような相場は個人投資家がほぼ負ける相場で、需給をチェックしている銘柄がありますが、前と同じ水準で全然買いが少ないので買い勢は様子見しているようで、売りが強いというよりも買いが弱い状況。
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