株を買わない理由を探していると一生買えない
日経平均株価が高いから買えないというのは言い訳で、上がる銘柄への投資は今でも十分できるわけです。
落ちるナイフは拾わないのに、上がりすぎた銘柄を買うのは意味不明で、
落ちるナイフは拾うけど、上がりだした銘柄を高値掴みだ!と買わないのも不自然です。
落ちるナイフも拾わない、高値掴みもしたくないのであれば投資先は非常に限られるので、特に今のような相場では現金比率を高めたあとで投資先がなく現金が滞留しているでしょう。
私は決算シーズンで十分なリターンを得ているので6月のMSQに向けて一旦現金比率を高めていましたが、5月末からMSQより前倒しにグロース株メインに現金から株式に買い戻しました。
この辺の動きはブログで書いていますが、グロースなら下がらないだろうというのと、相場自体が6月MSQを超えていくと踏んだ判断ですが、MSQで調整相場になっていれば日本株の高値づかみだったでしょう。
グロース株がメインのマザーズ指数は上下あれど、買い戻しに動いた5月末あたりが底で一気に指数が切り上がりました。
当時はMSQ前で買い控えている個人投資家が多く、かつ日経平均株価が高いので全体的に買う人が少なかった印象で、これが高値づかみしたくないというところでしょう。
最近は安値を切り上げているので850超えで下値切り上がるなら、さらに増やせると思います。
投資をするときは落ちるナイフや高値づかみかも?と思えるときに買うのが効率的で、落ちるナイフは出血量を計算し「ここからマイナスは5%程度、上は50%以上いける」と先にリスクとリターンを計算しておけば効率的な投資方法です。
高値づかみ説に関しては、ファンダメンタルズと材料を見るべきで、下値が切り上がっているうちで他に投資先がなく、無理やり割安株を探すくらいなら高い株がもっと上がるのに期待するほうが期間リターンは高いでしょう。
投資家であるならば、下がりすぎた銘柄は当然買うべきで、上がってもまだ自分の思惑通りに上がっていないならさらに買うか保有は続けるべきで、意味不明な銘柄の落ちるナイフと高値づかみだけ避けておけば今の相場でも十分にリターンは狙えると思いますね。